「チャーリー・ガール」
■2002/04/09 (火)
たもちゃ〜ん。
あなた何歳よ?
超プリティ〜やんか!!
なんかさ〜。えみくらと並んでも年の差なしと思うかも。

 チャーリー(シャーロット)は機械いじりが好きな女の子。女の子らしくすることには全然興味がない。外見はまるっきり男の子という設定。それがさ、小バドっていうのかい?ハウトゥのバドを子供にしたようなカンジで、タモちゃんの芸風の神髄はオヤジ臭さと思っている私なんかからすると、男役辞めた後にもこういうタモちゃんを見れて超ラッキーよ。ミーマイのサリーとは違ってドレスアップした時も中身は同じなので、女の子らしさ皆無で構わない、という役柄はタモちゃんにとって幸運でしたね。いい仕事を選んだと思うわ。ただ、歌うとやっぱ高音部がキツイかも。アルト部分はイケる。踊りも悪くないと思うわよ。あとね〜、さすがに真ん中にいて絵になるわね。男性ダンサーと踊っても、そちらの方が技術があるにも関わらず、やはり「従えている」ってカンジにちゃんとなるのよ。これは嬉しい誤算だね。
 ニッキは踊りはモチロンいいんだし、演技もいいと思う。歌もなかなかなんだけど、伸ばすところはちょいキツめ。太川陽介は久しぶりに見たけど口跡いいよね。台詞がハッキリしている。チャーリー母の初風さんはちょっと声量が足りないかな特に台詞が小さい声で聞きづらい。その友人の森公美子さんはさすがだ。声量たっぷりで演技もウマイ。芝居での自分の役割をちゃんとわかっている。その息子鈴木宗馬(アレ?字が違うかな)は歌声が相変わらずいいわあ。でもコメディーにはどうでしょう?それは鈴木さんに限らないかな。結構ギャグが滑っているぞ。笑えたのは太川陽介のことわざだけだ(日替わりのアドリブらしい)。「洗って、しまったはずなのに、襟が黄ばんでいる」。って、ことわざじゃないよ〜(笑)

 全体的に楽しいけど、ややテンポが悪いかな。特にガイズを基準にしちゃうとね。ガイズの方が曲がいいし。それと、皆、歌い方がそれぞれ違うので少々違和感。ヅカに慣れすぎかも。

 後ろの席に座っていたのはニッキのファンだった。その方達のタモちゃんの感想は
  ・歌の高音部が聞き取れない
  ・もっと男男した男勝りなカンジだと思っていたのにカワイイ
でしたわ。