月組(東京芸術場)「Lica−Rika/L.R」紫吹淳コンサート」
■2003/09/29 (月) 「Lica−Rika/L.R」紫吹淳コンサート
 いやいや
ブラボー、齋藤君!
リカちゃん他、出演者も良かったのですが、選曲や衣装のセンスがイイ!リカちゃんのクドさ・濃さに合っている。あなたに作ってもらえて良かったよ。いろんなリカちゃんが見られました。カッコいいリカちゃん、可愛いリカちゃん、妖怪なリカちゃん、オヤヂなリカちゃん、男の色気のリカちゃん。どれも素敵。どれも私が見たかったリカちゃんでした。
 オープニングのリカちゃんの衣装は、鈍く光る深緑と臙脂を半身づつ微妙に合わせたツナギで、こんな趣味の悪い服リカちゃん以外に誰が似合うっちゅうねん!でも脳味噌蕩けるくらいイカす。「夏を待つ少女」のピンクのスーツはどことなく「アキラ」。これもイイ。「恋のメケメケ大作戦」では、セパレーツの水着もどきを着た娘役を引き連れて踊る。「男たちのバラード」は好きな曲なので涙が出ました。くらりんの「キューティーハニー」も凄かったな(アニメが放映されたときって、くらりんはまだ生まれていない?)。1部の終わりの「ボレロ」も激しくて大人っぽい振付でした。「ボレルー」の「ボレロ」がクソつまらない振付だっただけに感動ですわ。2部の頭はスーツの上にピンクの女物の振袖を引っ掛けての殺陣。最後は女に刺される。ああウットリ・・・。宝塚メドレーは、ただの懐メロではなく、新しい芝居のようでした。ガウチョ姿で「ゴルドバの光と影」を歌うリカちゃん。あの時はフェリーペだったのに・・・と感無量。「ドリアン・グレイ」も、芝居よりもずっと良かった。リカちゃんは長台詞なんかなくてもちゃんと表現できるわ!「BMB」からは、ゆらさんが戦士、くらりんが手下の蛇、そしてリカ・ナーガ!!KAZUMI−BOYさんの振付は、元の振付を活かしつつ、さらに場面をパワーアップしてくれました。リカちゃん、人間じゃないわよ!!そして「ブエノスアイレスの風」。カッコイイ!それ以外、なんと言えばいいの〜〜〜。
 とにかく、大興奮・大満足の3時間でした。千秋楽なのでアンコールもたくさん。6回?客席にいた齋藤君も舞台に上げられ、踊らされていました。客席にはペンライトと手作りのミニ・ポンポンが置いてありました。リカ会の皆さん、ご苦労様でした。