宙組(日本青年館)「THE LAST PARTY」
■2006/02/05 (日)
タニ君主演で景子ちゃん作。

作家フィッツジェラルドが、彼の最後の日・1940年12月21日に
過去の日々を思い返す、という流れ。
登場人物は、
「フィッツジェラルドの物語を演じる役者」であり「本人」の
二重構造。

景子ちゃんの言いたいことはわかるけど、
こっちはフィッツジェラルドに思い入れがないので
全然話に入れない。
たんに事実の羅列だけでした。
おかげで熟睡しちゃったよ。
景子ちゃんの作品って、自分が思い入れていることは
他の人も同様と仮定した上で、
「文字で書いて」の段階で終わっているんだなあ。
雪組の「華麗なるギャッツビー」の原作を書いた人とか
花組の「失われた楽園」のモトネタを書いた人とか、
それくらいは知っているけど、
それ以上は知らない。
そんな私(達)にも、彼がいかに魅力的であったか
見せてくれよう。
「魅力的」を前提にしないでさ。
これなら児玉っちの「萌え」の方がわかりやすいよ。

簡単なセットに、生ピアノなど、一見「正塚」な舞台。
まゆみ姉さんやまりえったが芝居を締めているが、
タニはこっち系じゃないよなあ。
ワンパターンでも若造がイイヤ。
挫折する男性は似合わないよ。
ゆーひは似合いそうだけど。
「華やかさ」以外の売りを作らなきゃね、タニ君。
やっぱトップは時期尚早だったね。
2番手で修行してくれや。
あひるがナツメさんに似てきてビックリなのだ!!
待っているぜ!