花組(中日劇場)「メランコリック・ジゴロ/ラブ・ファンタイジーII」
■2008/02/11 (月・祝)
私がヅカファンになったきっかけの作品です。
再演されてとっても嬉しいです。
まとぶんの「♪この道を辿れば〜」を聞いた瞬間
涙が出そうになったよ!

初演から15年ですって?
うひゃー。
ミキちゃんファンの友人は再演が許せないようでしたが
私は楽しんで見てきました。

最近から思っていたけど、
まとえりはいいコンビだと思う。
天然系のまとぶんと強気の壮くん。
この作品でも、そのバランスがうまく活かされていたと思います。
ヤンミキとはちょっと違うバランスだけど
これでもいいんじゃない?
いや、もう、裏付けもなく強気なスタンが
似合いすぎるのよ、壮くんが。
それに振り回されるまとぶんがイイカンジですよ。
新1・2、いいじゃん!と思ったけど
ここにゆーひが入るんですよね。
どうなるのかなあ。

彩音ちゃんは可愛かったよ。
フェリシアにしては、ちょっと機敏だったかも。
小猿じゃないし。
(フォンダリの台詞「小猿みたいだったフェリシアか!」はそのままでした)
でも可愛いからいいのだよーん。
千秋楽では、あだなが変わったりするのかなあ。

この公演での3番手のみわっちはフォンダリ。
初演ではマヤさんが演じたおっさん。
顔に傷を描き込んだり、
頑張って作り込んでいました。
「バロットが息子」って台詞以外は
納得できる人物を作り上げていました。
笑顔で近づいてくる悪党。
いい演技でした。

んでーーーー。
私のイチオシのバロットはまっつでーーー。
やっぱり、やっぱり
似合っててー
いやーーー、嬉しい。
バロットに再会できて嬉しい。
マミちゃんほど「ウーーー」と唸らないけれど
でも、バロット。
好きなのよ、この子。
バカで愛おしいわ。

娘役陣がね。
初演を知っていると、ちょっと物足りない。
すみ花ちゃんはピンクのパンツが似合っていてとっても可愛いけれど
もっと弾けてもいいかも。
一花ちゃんも、もうちょっと凄みがあったらなあ。
小さくて可愛いいんだけどねえ。
のどかちゃんのレジーナも、
もうちょっと役を膨らませてもいいんじゃないかなあ。
美月さんのあっからかんとしたところが
男を何人も囲うだけの度量に繋がったんだけど
のどかちゃんだと、普通に男に絞られているだけみたいで。
んん〜、、、、
初演と同じにする必要はないんだけどね。

チームワークが良かったね。
酒場(じゃなくてカフェ?)の踊りは
いま見ても楽しい。
カーニバルは、舞台装置のせいなのか
あんまり面白くなかった。
マチウの腹踊りが見たかったな〜〜。
*私が見たとき(初演ね)はセリが止まって
 しばらく舞台全体が固まっていたような・・・

無駄な芝居がたくさんある正塚作品。
会話も「・・・・・・うん」のような
タメがあって、難しいと思うけど
いい形になっていました。

ショーは「ラブ・シンフォニー」の改訂版。
とにかく、まとぶんの華やかさにびっくり!!
こんなに真ん中が似合うんだ。
こんなに光り物が似合うんだ。
いいぞーーーーー!!
歌も甘い声でステキ。

壮くんがねー、
これまた満面の笑みで。晴れやかで。
いいねー。
たまらんわー。

彩音ちゃんは、芝居とうってかわって
妖艶だったり、弾けていたり。
カジノの場面は、ほんと色っぽい。
目が釘付け。

おさあやは、熟年男性&幼妻だったけど
まとあやは学生結婚して支え合っているような雰囲気。
これはこれでいいよー。