花組(日本青年館)「NAKED CITY」
■2004/06/17 (木)
 本当は13日に行く予定だったのですが、休日出勤で行けませんでした。でも、ムラでの評判は良かったし、演出の小柳ちゃんはちょっと注目しているし、ユミコも最近気になる子だし、13日に見た友人から「甘めの正塚ってカンジでいいよ」と言われたしで、すごく見たくなって、職場移転の前日だっていうのに半休取ってしまいましたよ。でも、行って大正解!
 まず小柳ちゃん。もうちょっと整理しても、と思う部分もあるけれど、全体的にうまくまとまっていました。話に破綻はないし、アテ書きもウマイ。舞台装置の使い方もうまいし、踊り、歌の入れ方もいいと思う。舞台から「50年代の雰囲気」がちゃんと伝わってきました。この「バウ3番手シリーズ」、今年は雪・月・花と3つとも見ていますが、雪は作品的には良かったものの役者の年代には合わず、月は作品自体がダメダメよ、でしたが、今回は役者の若さと演出家の若さがうまく噛み合っていたと思います。小柳ちゃんにはもう1本ぐらいバウ作品を作って、それから大劇場でデビューしてくれたらと思います。大きい劇場で80名をどう動かしてくれるか、いまから楽しみです。
 主演のユミコ。文句ない。雪の壮くん、月のキリヤンが、どうしても「ま、これも勉強よね」って側面が見えてしまったのに比べ、ユミコは堂々と「自分にアテ書きされた作品に主演」になっていました。今までは育ちの良い坊ちゃん系のイメージがあったのですが、スーツ着た大人の役もぴったりでした。演技・歌・踊り、バランスよくこなし、真ん中に立つべき華もある。将来が楽しみです。あすかちゃんも良かった。演技が良くなってきている。歌は素晴らしく、ユミコとのデュエットに聞き惚れました。みわっちも今までは若造のイメージしかなかったけど、どうしてどうして、色気のある大人の男でしたね。まっつの演技もしみじみ見たのは初めてぐらいだけど、間がいいね。その他、書ききれなくてごめん。みんなみんな良かったよ。
 で、まゆみ姐さん。踊りの姐さんが花組で踊るなんて!ビバ専科!!一樹さんも芝居を締めていましたね。ただ、ただ、ちはるさん。アニキ。
あなたが専科じゃないなんて
詐欺じゃないですか?

本当に72期ですか?
59期のHIROさんより
貫禄があるのは、
どうしてですか?

謎です。