TCA2006(中継)
■2006/09/02 (土)
今年は中村A・B演出。
それだけに、あまり盛り上がらない。
個人的に定番ソングの歌い継ぎは、嫌いじゃない。
聞き覚えのあるあの曲達は、歌い継がれていくべきだとは思う。
それでも、見せ方はあるんじゃないかなあ。

今回は、、、
あすかちゃんが専科→星1決定なので
準娘1扱い。
娘1の間に交ざったり、フィナーレも他の娘達とは違いスパン入りの衣装。
男役は、見た目のバランスを取るためか、
(理事+トップ4人の計5人の後は、同じ5人にしよう、的なバランスか?)
とうこちゃん(常に真ん中)、ミズ、キリヤン、タニの2番手グループに
ゆーひが入っていた。
そりゃ、3番手の中では、一番学年が上だからなんだろうけど、
人数合わせにしては使われているかなあ、と。
月だけ、W2番手みたいだ。
それにしても、キリヤン、タニ、ゆーひ、で歌い継がれると涙が出そうだ。
なんでケロが
いないんだよ〜
 

理事+トップの5人。
かしげが、意外と背が高い。

中継のご挨拶。
わたる君が「東京の皆さ〜ん、映ってますか〜〜」と手を振ったら
理事が「はみだしてます」とツッコミ。

第一部の最初が月組コーナーだったので
「瀬奈あさこ」さんが、先に退場。
残りが元&現雪+星なので、ワタルくんが、ちょっぴり仲間はずれに。
そこが可愛いのだ。

第一部は、レビュー作家のコーナーを各組で。
月組は「白井鐵造先生」のコーナーを担当。
なんとなく私も歌えそうだよ。古い曲なのに。
あひるが普通に混じっていた。
真咲くんが初々しい。
もしかして、めおちゃんがいる???

雪組は「高木史郎先生」のコーナーを担当。
 *トリビア:「舞台にドライアイス」は高木先生発案なのだ!
コムちゃんが歌いながら銀橋渡り、
後ろでは、ミズ&まーちゃんの踊り、
という、実に豪華な場面があった。
ミズ、歌がヤバイ。歌詞が聴き取りづらい。
トートは大丈夫だろうか。
色気ダダ漏れ作戦で乗り切るのだろうか。

星組は「内海重典先生」のコーナーを担当。
となみちゃんの低い歌声はなかなか良い。
案外、エリザは似合うかも。
ウメ、痩せすぎだ。
ワタル君、凛々しい。

宙組は「鴨川清作先生」のコーナーを担当。
かしちゃんの、三個めぐらいの音で伸ばす歌い方はちょっと苦手かも。
タニ、可愛くて華やかで好きだけど、やっぱ歌がアレだ。
蘭とむ−ともちん−ほっくんの並びは、えらく豪華だ。
見ていて楽しい。

第一部の最後が、理事のコーナー。
娘1を侍らせる理事は男前。

第二部は、スカステのリクエスト・コーナー。
「シトラスの風」の音楽で、若手全員?が赤い衣装で踊る。
そこから二番手+@のコーナー。
「ゴールデン・デイズ」の主題歌をキリヤンが歌う。
「ザ・ビューティーズ」の主題歌でミズが踊る。
「グランド・ベル・フォリー」の主題歌をとうこちゃんが歌う。
「ハイパー・ステージ!」の主題歌でタニが踊る。(訂正:「歌う」は間違い)
見事に、歌組とダンス組に分かれているので笑った。
タニは、歌はアレだから、どちらかというとダンス、ぐらいの感覚か?
と思っていたら、ゆーひとあすかちゃんで「Joyful!!」の主題歌を歌った。
あすかちゃんは次期娘1だからわかるけど、
ゆーひまでか。
出世と思っていいのか??

続いては、トップコンビが組み合わせを変えてデュエット。
「うたかたの恋」はコムちゃん&るいるい。
コムちゃんの白い軍服には溜息。
るいるいの第一声がアニメ声すぎて会場から笑いが・・・。
歌い出すと「あら、いいじゃない」的な空気が。
「Night And Day」では、緑地に白い模様なので
スパンな唐草風呂敷っぽい衣装のワタルくんと、まーちゃんのダンス。
ひたすら踊る。踊りまくる。踊って終わった。
「ME AND MY GIRL」はかしげ&かなみん。
う〜ん、かしげの歌い方は、こういった芝居には向かないかも。
一音一音が重いんだよなあ。
かなみんはビジュアルはいいんだけど、
歌のキーがちょっと合わない???
「エル・アモール」は、あさこととなみちゃん。
切なそうな表情のあさこちゃんに
キリッと情熱的な表情のとなみちゃん。
なかなか合っているぞ!
そして、このコーナーのトリ!
「月夜歌聲」!!ワタル君とコムちゃん。
男役化粧のコムちゃんなので、最初は笑いがおこったけど
歌が終わったときは中継会場でも拍手がおこった。
いい歌だなあ。
二人の雰囲気も良い。
最後、ワタル君がコムちゃんの手を引いて銀橋から去るところは
暖かい笑いに、やっぱり拍手。
こだまっちもなあ。
せめて、最初のあらすじ発表の段階で
役名を替えればよかったのに。
パクリと言われた映画の役名そのまんまだったもんなあ。
あ、それでもポスターのパクリは言い逃れできないよなあ。
グラフか歌劇かで、「こだわって作った」と言ったのに、
天野さんデザインの、別な芝居のポスターの構図、そのまんまだったもんなあ。
誰がどー見ても「天野喜孝作」だもんなあ。
こういうパクリ作家のおかげで、
ワタルくんとコムちゃんの演技が残らないのは
実に勿体ないことだ、と、改めて思う。

続いては、二番手による、海外ミュージカルの曲。
「雨に唄えば」はタニ。
やっぱ、歌が・・・
「ハウ・トゥ・サクシード」は、最初はキリヤン。
途中からゆーひがもう一つの曲を歌って加わる。
かなり、かなーーり、W2番手的様相。
ここはキリヤンONLYでもいいんじゃないか?
出すということは・・・
お次はミズの「Too Darn Hot(キス・ミー・ケイトより)」。
く・・・・・・・。頑張れ・・・・・・・・。
ラストは「コパカバーナ」で、とうこちゃん&あすかちゃん。
次期星コンビ。
うん、いい並びだ。
シメは理事中心で「オクラホマ」。

最後のコーナーは、トップのソロ。
でも、持ち歌じゃなく、定番ソング。
「丘の上のジョニー」あさこ
「ジュテーム」かしげ
「セ・シャルマン」コムちゃん
「夢人」ワタルくん。
ここぐらいは、持ち歌でもいーじゃないかと思ったけど
かしげはまだ無いも同然だし、
あさこだって、ジャジーーか、♪愛してる〜〜 だもんなあ。
仕方がないか、と思ったところで、
ワタルくんの「夢人」だべ。
似合ってないところが、可愛くてステキよ。
 夢を作ってみませんか
 花 少々と 星みっつ
と、月に輝く粉雪小雪、だっけ?
それだけあれば充分だっけ??
ワタルくんには、そんなリリカルな夢は似合わん!
その似合わなさこそがTCA!!

大トリは理事の「シナーマン」。
大迫力。
もう一度聞けて嬉しいなり。
出演者全員でシナーマンだと思ったけれど
理事のソロだけでした。寂しい。

フィナーレのエトワールはまーちゃんでした。
曲は「モン・パリ」
昭和2年って、何年前だ?
その時の歌が現役って、すごいよね。

と、今回は、少々ハズレくさい内容でした。