雪組(東京宝塚劇場)「青い鳥を捜して」「タカラヅカ・ドリーム・キングダム」
■2005/01/16 (日)
 芝居は、最初の方は「再会」みたいだったんで、まあ、石田先生の軽いお笑い系は嫌いじゃないし〜、と思っていたら、ご都合主義的に話は進み、最後は親子モノに突入してしまったので、とてもツラかったです。あ〜、親子モノはU先生だけにしておいてくださいよ。石田先生のおちゃらけに親子モノなんてねえ。どうにもならないっすよ。話は、あらすじを読んだときは複雑というか、わからなかったんだけど、結局、トド&まー、コム&キム、かしげ&となみ、のトリプルカップルに親子モノをブチこみ、さらに裏の主題は「血の繋がらない兄弟の愛」でしたなあ。トド&コムなもんで、そこが一番強く出てしまいましたなあ。石田先生も、客演主演のトドさん、トップコンビ、次期星娘1(仮)となみ、に、それぞれ見せ場を作らなければいけないんだろうから大変だったと思うけど、素直に兄弟の愛憎、だけでも良かったんじゃないかなあ。
 トドさんはナチュラルに雪組トップでしたなあ。コムちゃんはバッチリ弟キャラで。でも最近大人っぽくなったコムちゃんには、もっと男臭い役を当てて欲しかったなあ。まーちゃんはおでこを隠す方がいいよ、絶対!カワイイんだけど、結構しどころが無い役だよねえ。なんでトドさんを好きになったかわからんかったよ。となみは
敢闘賞ってか助演女優賞ってか。
彼女がいなければ、観なくてもいーや、と思うくらいでした。すごい思い切った芝居です。石田先生の例のお色気ねーちゃんが、脇じゃなくて真ん中に来ちゃいました、というカンジっす。クマの靴がカワイイよね。かしげもカワイイ。キムちゃんは女の子らしかったよん。
 ショーは、三木、藤井、齋藤の三氏の共作。オープニングからコムちゃん誘い受けまでが藤井君(「薔薇」のセンスがイイ)、白い衣装近辺が齋藤君(動物ちゃんとかナースちゃんとか。「カーマは気まぐれ」は・・・orz)、「幸福の王子」(セットがすごくイイ!)が三木先生らしい。3人の先生が携わって一見豪華!に見えるけど、実際は場面が繋がらずバラバラなカンジが。「アプローズ」より各先生が自分の持ち味を出し過ぎちゃったんでしょうな。みんなそれぞれ頑張っていたけど
かしげフル稼働
こんなに働かせて良いのか?あ、あと、オープニングのまーちゃんのドレスはマリアンデルの赤いドレスでした。懐かしい・・・。


■2005/02/03(木)
 いや〜、役者さんってスゴイですね。あんなに、どーしょーもない話を面白くさせちゃうなんて。内容は変えようがないんで、必死に小芝居で盛り上げていました。台詞がない場面ほど要チェック。そこかしこでいろんなことをしています。赤いコートのオカマさんは、髪の毛に鬼の面を付け、カツラを取った下には、禿げヅラに鬼のを描き、頭頂には豆を入れる升をくっつけていました。空港では豆を投げられていて大笑いさ。
 でも、やっぱり親子ネタは・・・。それがまた邦さんの芝居だから、もう、ねえ。これがビビアンとかだったりしたら、もっとノリに合わせつつ泣かせたのかもなあ、なんて思ったりさ。邦さんが悪いんじゃなくて、邦さんが石田先生に合わないだけなんだけどさ。
 ショーは、疲れるねえ。3本続けて観たカンジっす。藤井くん作・ヤンさん振付あたりが一番好きだな。齋藤君と雪組は合わないのか。
 トドさんは普通に雪組トップ。コムちゃんは普通に雪組2番手。仲が良さそうだなあ。私自身は、「スサノオ」で見せたてくれた男っぽさこそ魅力だと思うコムちゃんなんですが、いやいや、今回は
襲い受けの本領発揮ですな。
それに「世俗から解脱しているクールー・ビューティー攻」のトドさんが絡むんだから、実に「絵」になりますなあ。萌えないけど。ROSSOは「男」であり、「女」でもある「魔物」ってイメージなんですが、トド&コムの絡みで、トップさんのファンって、ご贔屓が女役で、男を翻弄する役をやったらイヤがるんじゃないかなあ、と、ちょっと思いました。が、考えてみればチャイナ・ドールのリカちゃんはウホウホ物だったんで、こういう面もファンは望んでいるのかと、思い直しました。
 となみは、頑張っている。星組にはトドさんと一緒に出て、その次はワタル君と組むのか。楽しみだ。それ以前に、トド&ワタが楽しみだ。かしげ、健康に気を付けてくれ。壮・キムに比べると、かなり男らしくなってきたぞい。ほんで、ハマコだ。ハマコ好きだ。熱すぎない方が濃くて好きだぞ。ひたいのホクロに釘付けだ〜〜。

 ちょっと眠くて、なに書いているか自分でもよくわからんです。ごめんなさい。もう寝ます。明日はエリザの初日だ。スカステ視聴者の報告によると、思っていたより良さそうよ。楽しみだわ〜。ああ〜、「王の帰還」のDVDが到着したけど、封を開けずに旅立つわよ!Lv61のシブキも今日は見ないことにするわ。