■2004/02/07 (土) いよいよサヨナラ公演が始まってしまいました。リカちゃんを早くみたい!されどいなくなる日が来るのはイヤだ!と観る前は複雑な気持ちでした。カウント・ダウン開始。悲しすぎる(T△T)私は花組特出を観たのでリカちゃんは(たったの)約半月ぶりなのですが、それでもシブジュン・オーラに飢えていたのがわかりました。ああ、リカちゃんがいなくなったらどうなってしまうのだろうか。 芝居はやや変更点あり。説明臭くなったかな。気になっていたるいるいの「デジャヴ、それは予知夢よ!」と、まるで二つの言葉がイコールであった(むしろ正反対なんだが)台詞も、「デジャヴ、いいえ予知夢よ!」と言い直したり、キリヤン王が「フランシスがミレイユを吸血鬼にしたとわかった時は一瞬フランシスを疑った」描写が追加されたり、くらりんのドレスが布をつけたしてロングになっていたり。白眉はリカちゃん&まゆみ姐さんのダンス!長くなっていたの。リフトもちょこっとあったの。んで、やっぱりイヤらしいの。ほほほ。あとフランシスのカツラがちょっと変わったかなあ。 とにかくシブジュン・オーラ全開で。2日めからこんなに飛ばしていて大丈夫なのか?「大海賊」みたいに5日間限定とかにならないか?それでもいいのだ、今この一瞬が良ければいいのだ〜、なんて思っちゃうね。ダンスもよりリカテイストに。最初は違和感のあった「時の河」もすっかりモノにしていますね。ああ〜、でもフランシス、やっぱり恋が多そうだ。「最初の恋を越えると確信できなければ・・・」なんて言われたら「私で試してみない」って絶対女は言うよねえ。歌の雰囲気は「リディア以外の女に指一本ふれていない」なのに歌詞は「星の数ほど女を抱いてきた」なんだよねえ。え〜、話が逸れるようなんですが、西原理恵子の4コマ漫画に「新宿2丁目のバーのママに『やりやりさん』で『困ったちゃんと呼ばれている』人がいると友人に聞いて、一体何人だと『困ったちゃん』なのだ、3人、5人じゃそう呼ばれないよな、と考えていたら、その友人が 365×5 と言った。どっちが人数でどっちが回数だ!」という話があったんですが、今日フランシスを観てそれを思い出しました。1回目の感想がこれかい、ワタシ・・・。みゆちゃんについては次回書きます。いろいろアクセサリーを変えていましたわ。 ■2004/02/10 (火) リカちゃんはまだまだパワー全開。でも今週は水曜日が休日だから休演日がないんだよね。大丈夫かなあ。声も出ているし、「時の河」なんて(もちろん、それ以外もだけど)力の限り踊っています。オーラを全身から放出しまくっています。それを浴び、幸福に浸る私なのでした。リカちゃん、騎士時代の鬘が変わっていますね。婚約前はストレートで、肩胛骨あたりまでの長さ。血を吸われた後は長めのソバージュに大変身!長い部分を服の中に隠しておいて、起きあがるときさりげなく、ササっと出していましたね。大海賊、再び。ソバージュは魔物を表していると言うことなのかな?それはそれでわかりやすい。 ま、何回観ても不明なところは不明なままだけどね。ポーラの血を吸ったら、なぜポーラは衰えるのだろうか?長生きしすぎて、制御力がなくなってきたとか?でもジェニファーには魂の出し入れ自由自在みたいだったよね?ポーラの血を吸って自分と同じ人生を歩むことは何故できないのか?この辺は、「みんなわかるよね〜」みたいなカンジで全然書き込まれていないよね。「ヴァンパイヤはヴァンパイヤにしか殺せない」。そうしたら、フランシスがミハイル刺せば一発じゃん!なんて思うのは間違っているのだろうか?でも、もう変えられないから。諦めて脳内補完をするしかないんだよね。あ〜あ。 今回、素敵〜と思ったのは末子さん@4話。「やっておしまい!」って言っていたよ。ああ、ドロンジョ様みたい。蹴りもカッコイイ、イカスよ!社長もやられていないのがスゴイよね。あの蹴りに耐えとるのか! サエちゃんもねえ、最近は「これでいいかなあ」と思い始めています。前よりヤル気が見えるような。芝居だって、東京公演の後半にならなきゃ良くならなかった人なのに、今回は東京初日近くからイイかんじになっていると思う。ああいった悪役が似合うんだとは思うけど。とりあえず、リカちゃんと相性がいいしさ。この後のことは知らないも〜ん(笑) ■2004/02/11 (水) といっても、作品がアレなので、もうあまり感想というほどのものは出ないっす。今日の発見は1話で吸血鬼になったとき唇が青くするのが何処かわかったことね。婚約の儀式を・・・とか言って、リディアが仰け反っているあたりで彼女のスカートを掴んで舞台に背を向けている瞬間に、どうも作業をしているようだ。多分下唇にガッと塗り、それをムニムニってして上唇にも移している(←女性ならこの表現でわかるよね)みたいよ。 占星術師のマヤさん。ミハイルが嫉妬の炎に焼かれるところは見えるのに、十字架を引き抜くところは見えなかったのね。役に立つんだか、立たないんだか。 やっぱり、どう考えても、あっちの吸血鬼が死んで、こっちの吸血鬼が死なない理由がわからない。1話の越リュウ達はミハイルに噛まれたから言いなりになっているのかね。でもその後はどうなったのだろう? っていうか、やっぱりポーラを噛まない理由がわからないよ。噛んじゃったら、老化のスピードとか、年を取るスピードが遅くなるスタート地点が違うから同じように老けないというのはわかるんだけど、その場合はフランシスが先に老けて、ポーラが若々しいままだよね。なぜ、噛んじゃったらポーラが先に老いるのか?っていうか、衰弱するのか?消毒はできるけど、相手を完全に吸血鬼にする方法はまだ取得していないとか? エバーライフも謎。ミハイルが消えると効力がなくなるのか?ただの化学薬品で、博士が老けたのはただ薬が切れただけ?関係ないが、私は永遠の命はともかく、若さは別にいらん。誰もが欲しいと思っているのだろうか、小池先生は。ポスターに書いてあるコピー「欲しいなら、あたえよう永遠の命」だっけ?でも作中で欲しがっている人はルイ14世ぐらいだよね。 そうそう2話。ちょっと賑やかになっている。ベリーダンスに男性陣が群がったり。フランシスも投げキッスしまくりで女性を失神させまくり。それで「恋を忘れた」ってねえ・・・・。言ってることと、行動が違いすぎるよね。 昨日「今週は休演日はない」と書きましたが、明日が振替の休演日になりましたね。今日みなさんが元気が良いのは「今日が終われば明日は休み!」という気持ちから?リカちゃんの喉も上々よ。 2回目の「時の河」、侯爵にビビるレーム将軍を見て「目つきだけで生きていけるジェームズ・ブライアン」を思い出しました。 本日13時半の回は夢組グルメプラン。銀座の「VAMPIRE CAFE」での昼食付き。参加者は私、kenyaちゃんとkenyaちゃんの友人のヒナさん。メニューは「本日のオードブル(マグロとタコとなにかのマリネ)」「春菊とボイルチキンのサラダ」「オマール海老のグリル」「岩井産地鶏のマスタードロースト」「パパナッシュ(ルーマニア風焼き菓子)」雰囲気はよろしいですが、ちょっと狭めの店でした。お味は、まあまあ。団体食と思えばGOOD! 13時半の回観劇後は終わったらお茶して、その後は水曜日だから1000円で映画でも見るか、タイムラインとかさ、など思っていたハズなのに、幕間に18時半公演の立見券買っちゃったよ。立見は急勾配で見やすく、体力さえ有れば、半端な席より見やすそう。ダンス天国からでも充分1500円の価値はあるわね。で、ヤッパリ黒タキに涙だったよ。 ■2004/02/19 (木) ・リカちゃんの喉はまだ大丈夫。オープニングは、「ヤバい、そろそろか?」と思うところもありました が、1話に入ってからはOKでした。踊りは、もう・・・。初日よりずっとずっと身体が動いています。 脚も上がっています。「エスメラルダ」のタンバリン叩きもできるかも。それは無理か。 ・エリちゃん僧院長は、吸血鬼一族をどう思っているのかな?フランシスが一族になるのは止めた いけれど、彼らを退治するほどではないのね。領主として認めているってこと?でも、神が万物を 創った、という聖書の教えから外れるんだから、やっぱり異端だよね、彼らは。フランシスが去った 後、薔薇の谷はどうなっちゃったんだろう。僧院長は人間だから死んだんだろうけど、ガブリエル 達は?別な場所へ移動したのか、改めてミハイルが襲ってきたのか? ・「赤はルビーで勇気」。勇気・・・。「見込みのない場面で強気に徹することを人は勇気と呼ぶのだ よ、君たち」。ジェイクの言葉が甦っちゃうよ! ・フランシスは「愛した人が不死の身など 誰が信じられるか」と歌っていますが、「大丈夫、すぐ死ぬ よ」と、思わずつっこむワタシ。 ・2話。フランシス&王妃の会話中、背を向けて泣いているさららんがLovelyよ!シャルロットに噛ま れてもすぐ復活したのはなぜ? ・3話。脚のキレイな人がいると思ったら、やっぱり穂波さんだった。 ・突撃隊員越リュウ。殴られて倒れた後、侯爵様に手を差し出されているのにビビっているのが ツボよ。 ・2輪の薔薇を差し出す、って言っているんだから貰っちゃえばいいのにね。貰ったところでミハイル を殺せばいいのに。フランシスなら殺せるんでしょ?吸血鬼なんだから。それとも荒ぶる魂は死な ないの?5輪の薔薇を集めて封印した後でないとミハイルは殺せないの?でも、ヒトラーの血を 吸って操ればポーラは助かるよ、侯爵様! ・4話。みゆちゃんの靴下(レッグ・ウォーマー)が水色になっていた。びっくりした。目立ってイイね。 ・同じく4話。モデルちゃん達が、ますます面白い。だんだん張り合っていくので目が離せないわ。 ・ショー。サエちゃんは結構黒タキが似合うね。ユウヒもしっくり来るようになった。キリヤンは・・・。 齋藤君に鍛えてもらってね。 ・パレード。あーちゃんが降りるとき、後ろのちずさんがドレスを整えてあげているのが微笑ましい。 ■2004/02/21 (土) 本日は、昼公演はペルソナ貸切、夜公演は当日立見券を購入、2幕から観劇。オクで某日S席を買おうと思ったとき「いや、8千円あれば5回立見で観られる」なんて考えちゃったの。3月に入ったら1幕から立見で(も)観るかも。以下は昼公演の感想。立見は観るだけで精一杯なの。 ・ついにゆらさんのアドリブが。「牙は?」を「ペルソナカードを持っていた?」と。星原さんも「持って いるわけ無いだろう」と返していました。 ・儀式の後に唇が青くなるところ。友人が「ポケットに口紅を入れているのでポッコリしてるよ」と 言っていたのでチェックしていたけど、今日はありませんでした。今日は気付いたら真っ赤な口紅。 貸切特典? ・結局、エリちゃん僧院長はガブリエルの好みじゃなかったってこと? ・2話。一番下手の橙色の衣装の小姓(?)コサックダンスの時、女性より早く手拍子を入れ始めて ノリノリ。となりの同僚に「シーーーッッ」と注意されていました。フランシスの投げキッスで女性が 倒れるところ。下手花道中よりの衛兵も倒れていました。 ・みっぽーちゃんとふじこちゃん。踊りはみっぽーちゃんの方がうまいのに、インパクトはふじこちゃん の方があるんだよね。小顔って得するときもあれば損するときもあるんだね。 ・3話、ポーラの歌。タケちゃんマンの歌がどこかに残っているので「強気を助け 弱気を挫く」じゃ なかったっけ?なんて思っちゃうの。 ・2回目の時の河を渡る前。ミハイルが「俺と来るか、実験材料になるか」。「俺の・・・」の後に「モノ になるか」と続けて欲しいのは私だけ? ・と、言いつつ、時の河はいいよね。後半の「鞠つきの後に万歳、後ろを向いて地面を指す」のあたり が好き。 ・ヴェトナムで見つかった青い薔薇。ってことは、第二次世界大戦の時は結局見つからなかったの よね。カイザー中佐、無駄足。まゆみ姐さんはどうなってしまったのだろう。 ・4話、スウィート・ヴァンパイヤの女の子達。前回はみゆちゃんしか気が付かなかったけど、みんな 靴下(レッグ・ウォーマー)が華やかに個性的になっていた。 ・んで、モデルちゃん達が、やっぱいいのよ。グーで殴っているしさ。 う〜ん、他にもいろいろあったと思ったけど。とりあえず。 ■2004/02/22 (日) 本日手持ちは11時公演B席。そして、少々早起きして15時半公演当日BB席を購入しました。私は何回見れば気が済むのでしょう。「どこまで行けば気がすむんだって 叫びたくなるぜ!」。まったくだ、自分。 ・リカちゃん、喉は大丈夫そう。オープニングのヤバめのところもうまく誤魔化しています。最後まで この調子でね。 ・ジェニファー、遺跡で寝ちゃイケないよ。なんて無防備な。結局アレは予知夢なんでしょうか? それともポーラの洗脳の結果、夢に見ちゃったんでしょうか? ・十字架、僧院長はもったいぶっているけれど、ずいぶん簡単に抜けるよね。あんな差し込み式なら 、抜いて掃除をしたりしないんだろうか?ミハイルに「えいっ!」と軽く抜かれる十字架。そのわりに は丈夫。五色の薔薇が吹き飛ぶほどの衝撃にも、21世紀に入っての落雷も、どちらもミハイルを 吹き飛ばすほどなのに、全然壊れません。ヒビも入っていません。なにでできているのでしょう。 世界遺産にふさわしい。 ・某所で議論されていましたが、私は、薔薇の谷はヴァンパイヤ族と人間が共存しているのだと 思います。だからエリちゃんとかみゆちゃんは人間。ミハイルはヴァンパイア。ヴァンパイアは若い 者ほど強いので、本来はミハイル<リディア<フランシスの順なんだけど、「荒ぶる魂」を宿すと 別格になる。フランシスを倒せるのは、フランシスが儀式を行った者だけ。ミハイルは、「荒ぶる魂」 を封印し、本来の彼に戻さない限り倒せない。なので、いまのところ二人は互角で倒せない仲。 ・今回オーケストラが良いと思います。伊沢先生、ありがとうございます。特に、弦、フルート、ピアノ。 4話の昔話の処とか、音楽がキレイに入っていますね。トランペットやクラリネットは時々かますけど 状況的に「弱く正確に出すより、かましても思い切って!」の場面の処なので、まあ、いいかと。 シカゴ・フィルもかますんだしね。 ・リカちゃんのダンスはとどまるところを知らず。明日なんか考えていないように、力の限り踊って います。それも、せつない・・・(涙) たくさんたくさんあったチケットも残りは8枚。あと8回しかリカちゃんを観られないかと思うとツライ。当日券でもっともっと観ることを考えよう。 ![]() ●1話● くらりんが歌っているとき上手一番端。ベルトはピンク。カールした長めの髪(焦茶)を肩に垂らしています。両肩の場合もあれば、片肩のみの場合もあり。遠目から見ると布製のようなサーモンピンクの薔薇のイヤリング。チョーカーも同系色で真ん中に同色の小さい薔薇の飾りあり。 ●2話● 前半は王妃の侍女。2列に並んだとき後列の上手から3番目。黒髪。小さい花形の飾り(白い石系)を散りばめた元結い。ちょっと高めに作った縦ロールの後ろをリボンの形をした白いバレッタで留めています。シャルロット徘徊の時は下手が奥のカップル。後半は黄緑系のドレス。スカート部分は4段になっていて縁取りは濃い緑(遠目に見ると青)。タランテラの時は下手花道の端から5番目。この時の元結いは光り物の石を散りばめたもの。基本は縦カールですが、前半よりもっとフワフワしています。ネックレスにも緑が入っています。 ●3話● だいたい下手2階にいます。灰色のドレスで、胸の下あたりで切り替え。薄目の茶色の髪はボブっぽい。左は耳下あたり、右は眉毛の辺りに黒っぽいピンをそれぞれ2本差しています。イヤリングも黒っぽい縦1本。ネックレスもイヤリングに合わせています。 ●4話● 上手側にいることが多いです。水色のレッグウォーマーが目印。ポニーテール。元結い部分は光り物あり。黒いベストは上までチャックを締めてその上から大きめの十字架のネックレス。右耳の4〜5本のブラブラした光り物のイヤリング。 ●ロケット● 下手から2番目です。 ●フィナーレ● 階段上、上手側で腰を下ろしてポーズを取っています。頭の飾りには赤い石が入っています。 ●パレード● さららん&るいるいが歌っているあたりで降りてきます。下手花道にはけます。下手から4番目だったかな。花道に入って一緒に降りてきた男役の子が入れ替わって前に行くのですが、その時「お先に」「どうも」といったかんじで顔を見合わせます。そのあとに来た男役の子とも顔を見合わせて微笑むのがいいです。 ■2004/02/24 (火) ・リカちゃんは気力充実。1幕の終わりでマントを翻す音が2階11列まで聞こえてきました。んん〜、 こうして魂が吸われていくのよ〜。 ・1話でジェニファーが眠るベッド。無造作に置いてあるけど、遺跡じゃなくって、イベント用のベッド だよね。「ヴァンパイア・レクイエム」って、僧院の中庭でやるんだよね。だからあの時はイベント用 に貸切なので、寝込んじゃってもそれほど危険じゃない、と思うようにしました。 ・で、夢は、やっぱり妄想?でもでも「長い黒髪で睫毛も長くて」なんて男はいくらでもいるわ!(← ゾフィー調で)これだけでの説明で、あんなに本人そっくりな人が夢に出てくるもんかなあ。 ・1話リカちゃんのソロに友人のつっこみ。「ヴァンパイアは体温が低いのならバラ色の頬には ならんのじゃないか?」 ・口紅は赤かった。でもその前の場面は赤くなかった。赤かったり青かったり、いろんなパターンが あるのかな?ポケットはどうもなさそう、ということになり、色替えの謎が残りました。館での宴会 終了後、後ろで踊っていた紫色のドレスの人が去り際にリカちゃんになにか手渡しているみたい。 このへんが鍵? ・2話。「♪バレエをフランスのものに〜」。努力が実ってフランスのものになりましたね。現代の バレエ用語は仏語です。バレエを見だして10年以上たつのに技の名前を覚えられないのは この人のせい、とキリヤンが歌うたび思ってしまいます。でもルグリが見られるのもこの人の おかげ。それは違うか。 ・フランシス様「恋と呼べる ときめきはなかった 遙かな昔に葬った」なんて歌っているのに、侍女を 誘惑しまくり。男も誘惑されているよ。「数え切れないほどの女を抱いてきた」と言うけれど、もともと は「清貧、貞節、服従」を誓うテンプル騎士団の騎士だったんだから、薔薇の谷に行くまでに百戦 錬磨だったとは考えにくい。ってことは、リディアが死んでからのヤケ?ヤケで「星の数ほど」? いーのか、それで。 ・3話。ミハイルの誘いに乗らないのは「高潔な魂の持ち主」だからなんですよね、小池先生? 誘いに乗った振りをして騙し討ちなんてできないんだよね。 ・4話。ミハイルはなぜジェニファーと?ポーラの孫だとわかり、ダイヤモンドを狙って近づいた? それとも、「どことなくリディアに似て」いるから?後者の方が筋が通っていそうだけど、少女漫画 チックでちょっとイヤかも。 ■2004/02/26 (木) ・1話、4話の十字架。1階中央(でも後ろ)から見たら上手側に微かに傾いていました。一応物理的 打撃も受けました、ってことね。 ・オープニングの歌は張り上げ系だからいつもビビる。「永遠に〜」の「わ(は)」の辺りが最高に ヤバイ。でも、これ以降の歌は大丈夫なんだよね。 ・最初から領主の館ではなく、まずミハイルの庵に行ったのは、僧院が外部の者を泊める場所 だったから?昔のお寺みたいに? ・僧院長は封印が解かれないのを見張る役目なのかなあ。ユリウス様以来ずっと人間が監視して いるとか。でもヴァンパイアを滅亡させるのではなく、荒ぶる魂を封印したぐらいなんだから、「彼ら を信じるように」と遺言したんじゃないかなあ、と勝手に想像。 ・リカちゃんの口紅色替えはやはり謎。紫のドレスの人にはワイングラスを手渡しているだけだった。 塗るというよりは、例えば手の甲になにかつけておいて、それを唇に付ける(口紅に上塗りする みたいに)と反応して色が変わるとか?今日はライトのせいか、いつもより明るめの青でした。 ・2話のバレエのレッスン、モリエール(越リュウではなく)が途中はサボって、最後だけ決めポーズ だった。 ・さららんのソロ中、王様を取り合うアンリエットとモンテスパン夫人。最後に「ああ・・・」となる コモちゃんがカワイイのだ。 ・ふじこちゃんはダンスが良くなってきた。ムラはまだ固かった。台詞も良くなってきたかな? ・3話冒頭。コートを広げる侯爵様は、やっぱり変質者に見える。 ・「血を吸うぞ!」「キャーーー・・・止めないで」の場面もずいぶん良くなった。ムラは間が悪くて、 冗談にしか聞こえなくて笑い声が起こっていたもんなあ。これは演出家の指示なのか、役者が 変えたのか。 ・3話ポーラの歌「昔の恋に操たて」。でも星の数ほど・・・・(クドくてすいません) ・たまこちゃんの演技も、ムラでは「アチャーーー」と思ったが、東京に来てからはだいぶ良い。 声も綺麗になったと思う。 ・今回のヒットは憧花ゆりのちゃんだな。以前歌劇で「毎日歌えて幸せ」って書いてあったように 思うので、歌系の人だと思っていたけど、2話の夜の場面では椅子の上で綺麗に脚を上げて いるし、4話のモデルちゃんはどんどんテンションが高くなっていて楽しい。でもやっぱり女役系だ。 どうして月は(以下略)。 ■2004/02/28 (土) 今日は11時の回を立見、それから王様を見に行きました。3時間の立見の後3時間半の映画。いいのか、自分?と思う今日この頃。立見券購入後ぴあに行ったら4/18のロミジュリは完売していた。まだ10時半だったのに。ビックリ。 ・「すべてを最初に伺いたかった」って言うけどさ、傷を治す前に「わたしヴァンパイアなんですけど、 今から血を吸っていいですか?」と聞けば良かったとでも?あんなヨロヨロだったのに。 ・ミハイルが封印を破ろうとしているとき、僧院長がフランシスに「止めさせて」とお願いして、 フランシスが「わかった」と言っているのがいいよね。やっぱり僧院長は封印を見張るのが役目? ・リカちゃんの口紅の色替えはやっぱり謎。今日はかなり上手寄りだったので注目していみていた けど、何かを取り出している様子は見えなかった。少なくとも手に何かを持ってはいなかった。薔薇 の入れ墨隠しのプロテクター(笑)あたりがKeyか? ・1話でミハイルが消えた後、死にかけのリディアを前にしてフランシスが「ミハイル」と叫んじゃい ました。珍しい間違い。 ・ここでの穂波さんの表情がイイよ。リディア様、って言っているのがわかるの。 ・2話でヴァンパイアになったみっぽーちゃん。最近声を出しているね。その方がいいわ。 ・3話シャンデリア。くらりんが涙を流しちゃったとき、リカちゃんが拭いてあげているのがツボツボ。 あと何回ナマのリカちゃんを見られるんだろう・・・・・・・(涙) ■2004/03/02 (火) 見返すと最近の日記はこのタイトルばっかり。まさかこんなに行くとはなあ。でもリカちゃんが沢山見られてすごく幸せ。やればできるんだったら、なぜもっと早くやらなかったのだろう。そればかり後悔。平日夜は開演直前でも立見券が出ているようだから3月になったら根性入れよう!と思っていましたが、気が付けばあと5回ある平日夜公演のうち、3月4日の卓治のライブの日以外の4回はチケットを持っているのでした。卓治のライブは、長野から友人が出てきてくれるから木曜日の名古屋ライブに行くことにしたんだけど、心の何処かで「水曜日の大阪にすれば良かったかな」と思わなくもなく。さて、この文章で間違っているのは、(1)これ以上リカちゃんを見に行こうと考えること、(2)東京近郊以外の卓治のライブに行くこと、の、どちらでしょうか?答えは「両方」。 リカちゃん、オープニングの歌はヤバめだけど、1話の銀橋ソロは声が出ている。それは、この公演が最後だから毎回力の限り歌っているからだろうな、と、内容より、そのことに涙が出そうになりました。ああ・・・(涙) 2話、みゆちゃんの髪飾りがちょっと変わっていました。後頭部の飾りがピンクの花になっていたような。私は普段アクセサリーは着けないので、こういうところに気が配れて、どんどん改善していく人ってエラいな、と思っちゃいます。 「時の河」。ますますリカテイストです。リカちゃんに似合いすぎです。世にいるダンサー全てが「自分のために振り付けられた作品」を持っているわけではないし、持っていてもアタリとは言えない場合もある(マラーホフの「ヴォヤージュ」とか)ことを思うと、とても幸せなことだと思います。これを他の人が踊るなら、とちょっと考えてみました。木村さんは違いすぎ。高岸さんではちょっとすっきり。ルジは濃さではバッチリだけどちょっと繊細すぎるかな。もうちょっと骨太の方が。ならツィスカリーゼ?いや、彼が濃いのは顔であって芸風ではない。フランス勢もイメージが違う。ということで、強いてあげれば、入れ込んでいてなおかつオレ様度300%アップの首藤君、もうちょっと若くて痩せてた頃のムハメドフ、30代前半のミーシャあたりならOKかと。馬鹿な妄想ですいません。しかし男性ダンサーでしか考えられないなあ。 ■2004/03/06 (土) 本日はリカ会が入っていたようです。ジプシー・フランシスの登場の時、2階後方より「キャ〜」の大歓声があがりました。楽しかったな〜。会の皆様、ありがとうございました。 ・出だしは前回よりは大丈夫そう。うまく誤魔化しています。 ・領主の館で踊る二人。リディアの手を握り引き寄せそうとするフランシス様。ここですでに「星の 数ほど」の前兆が・・・ ・僧院長の話を辛そうに聞くミハイル。彼は自分(または自分の祖先)の中にかつて「荒ぶる魂」を 宿していたことに対し罪悪感を感じているように思う。その彼が、「荒ぶる魂」を宿すなんて皮肉だ よね。「でも、もう荒ぶる魂は持っていない」。この台詞回しが結構好きです。自分たちはもう、 あんな化け物ではない。敬虔なカトリックなのだ、でも、やっぱりヴァンパイア・・・のような気持ち が入っているのだと思う。彼が人間だったら、ここまで苦しそうに言わないのでは?(←でも、 さえちゃんだから何も考えていないかも) ・1話リカちゃん銀橋ソロ前の中央暗転。一人だけミハイルが振り返ってフランシスを見るんだよね。 何を思うのか? ・ダンス決戦。今日は国王様も投げキッス。会場から拍手が沸きました。そのせいか、その後 ちょっとバランス崩しちゃったね。フランシスはアンリの心もゲットしたようです。でなきゃ「取り戻し たんだ・・・君のために」の間合いが説明つかないよね。 ・ポーラ達の逃亡資金。エミールが街に立つ、と冗談で言っていましたが、案外ちずさん有閑マダム からこっそり(チップとして)ダイヤのネックレスとかを踊っている間にポケットに入れられていたりし て。って結局資金源は彼なのね。 ・ニコラ達は何回見ても野蛮だ。証拠を掴む前に殴る蹴る。 ・ついに今日、黒タキで泣いてしまった。しかしババア声の「ヴラーボー」の掛け声に涙は引っ込んだ よ!!! ■2004/03/07 (日) 今日のリカちゃんはパワー全開。歌声も出ているし、「時の河」の踊りは魂を入れ込んでいるし、「ダンス天国」では掛け声かけまくり。嬉しい!!!お茶会が本日あるせいか、今日も2階席には会の方がいらっしゃったようで、客席も非常に盛り上がっていました。今日も楽しく観劇できました。会の皆様ありがとうございました。 ・「ヴァンパイア対ゴジラ」ってどんな話なんでしょう?吸血鬼になったゴジラって無敵すぎない? ・リディアがフランシスの「治療」をするとき、村娘は背を向けるけど、助かったことには喜んでいる。 ヴァンパイアは尊敬されているのかな?「ディアナ・ディア・ディアス」の「ディア」みたいなもん? ・リカちゃんの口紅の謎、解けました。上着の左身頃の下の方の裏に隠してあるようです。どうも 倒れるときあの辺に手をやると思ったら、そういうことだったのね!すっきりです。 ・ダンス対決、キリヤンは両手を使って投げキッス。どんどん激しくなるわ。最後までこの調子で お願いします。 ・侯爵様、パンピーのユダヤ人は助けてくれないのデスか? ・のぞみちゃんのハンスも結構ツボです。フランシスがヴァンパイアだと思い当たったとき、ちょっと ビックリ、恐怖心。でもでも、俺を助けてくれたんだし・・・と逡巡しているのが好きかもさ。ヘルガと エミールはへっちゃらみたいね。今まで培っていた信頼感か、突撃隊をやっつけてくれていたから なのか? ・今日のポーラとの別れはすごかった。最後のキスが、なんちゅうか、切ないよ。確かに愛していた んだな、と思った。ポーラはどう思ったんだろう。あれでも信じられなかったのかな? ・ドクトル、アンドリューさんのサングラスを「貰っちゃえ!」とけしかけていました。 ・小池先生、「ポーの一族」が頭にあるのなら、カプセルの中の鏡にアンドリューさんが映らないよう にしてくださ〜い。 やっぱり黒タキ振り返りで泣いてしまった。もう止められないのかも。涙を拭いて、さあパレードと思ったのですが、これまた退団のアリアちゃんの澄んだ歌声を聞いて、再び涙が・・・。 ■2004/03/09 (火) 今日はダンス天使から泣いちゃったよ〜。うっかりオペラグラスで見ちゃってさ。コモちゃんの晴れ晴れとした顔とかまゆみ姐さんの眉間の皺とか、その中をリカちゃんが笑顔で回っていって、その笑顔にググッと来たときに「♪いつも振り向けば高く舞うあなたがそこに」で涙が止まらなくなってしまった(涙)こう打っていても涙が出てきてしまう。この数年はリカちゃんがいて当たり前の生活だった。本当に「いつも振り向けば」だったのだ。「あなただけが あなたこそが 私のエンジェル」。本当にそんな日々だった。いつの間にか消えるより、こうしてセレモニーがある方が有り難い。それは事実。でもツライのも事実なのだ。その後4人のダンス。申し訳ないけど、くらりんが階段を降りてサエちゃんのそばに行ったあたりから、私の視線はすでに階段上のリカちゃんに行っています。ああ、ああ、ああああああ〜〜(涙) リカちゃん、ますますパワーアップです。「時の河」が素晴らしいです。その姿だけで涙が出てきます。あ、今回はWOWOW貸切でした。開演前にちょっと映像が流れたり、終演後ご挨拶があったり。 ・カフェ・ブレイクによると「ヴァンパイア対ゴジラ」は小説ではなく、比較論だそうです。 ・リディア対ミハイル。ムラでは「聖職者だから」恋愛対象にはなっていなかったけど、最近は そんなことに関係なく嫌いそうだ。一応それを理由に断っているというか、気付かないふりを しているというか。領主一族にもさりげなく嫌われているっぽい。ミハイル、リディアがフランシスを 「私の館へ」って言った時からすでに嫉妬の炎メラメラ。ガブリエルも「おまえが弱いからだ」では なく「おまえが嫌いだからだ!」と正直に言ったら十字架は引っこ抜かれなかったのでは? ・キリヤン、声、厳しい。がんばれ!!投げキッスは引き続き。そうそう、ジプシー・フランシスの 登場。総見後だと「キャ〜」の歓声がないと物足りないわね。 ・どーでもいいことですが、スーパーマンのアメコミ初登場は1938年。レーム事件(1934年)は その前です。んで、ユダヤ人の市民権が迫害されるのは1935年のニュルンベルグ法制定からの ようです。頼むよ、小池先生。 ・フランシスとポーラの別れ。「私と来てはくれないのね〜」ってポーラの絶望感が伝わってきたわ。 ■2004/03/11 (木) 追っ手のマギーちゃん、リカちゃんを思いっきりぶった切っていましたな。2階まで剣の音が聞こえてきましたよ。 1話のミハイル。ムラでは、生まれながらに異端(ヴァンパイア)でありながら敬虔な僧侶、という演技だったように思います。その彼がフランシスにリディアを奪われたことによって、最も神から遠い存在になる=荒ぶる魂を宿す、というのが密かにツボでした。哀しい存在なのよね〜、などと思っていました。しかし、東京に来てからフランシスとリディアのラブラブ度アップに伴い、ミハイルの嫉妬メラメラ度もアップし、そういった哀しい存在から離れてしまったのが、ちょっとばかり淋しいです。そうしなければフランシスとリディアの関係が突飛過ぎちゃうので仕方がないんですがね。ムラでは尊敬されていた僧侶が秘めていた恋に狂って・・・ってなカンジでしたが、東京では皆にバレバレで軽蔑されていたっぽいですな。「彼はあなたのことが・・・」のフランシスの言葉を遮るリディアの力強いこと。フランシスが迷い込んできたとき、「よっしゃーーーー」と彼女も、村の人も思ったのでしょうな。 王様がミレイユとシャルロット、どちらにしようかと迷っているとき、リカちゃんはマチオ君からハンカチを貰って汗を拭き、投げ返していました。その後マチオ君が周囲の人に見せびらかしていました。 キリヤンはまだ声が厳しいかも。でも銀橋渡りの所、あまり声を延ばさずうまく誤魔化していました。彼女に足りないのは、こういった誤魔化しかただと思っていたので、ちょっと嬉しかったです。これからたくさん場面を貰うようになると思うのですが、常に全力投球だけでは体力が持たないだろうし、こうして喉がやばくなったときに、それを補うのが「一生懸命、正確に」だけではダメだと思うのです。それに変わる何かを見せる、というのも場合によっては必要だと思います。この調子よ! 最後の「薔薇を探しに行くんでしょう?」は今までの経緯から考えると「戦争を興しに行くんでしょう」と同義語のような・・・。それともエメラルドは第2次世界大戦で現れたけど見つかっていないとか?? 本日の脳内決定。ドクトル・シュミットと「LUNA」のドクトルは親戚である。マッドサイエンティスト一族なのだ。だから顔も似ているのだ。 今日はマミちゃんが来たようですね。「ダンス天国」で「マミ〜」とか叫んでいたし。 ■2004/03/13 (土) 今日は法事があったのですが、お経だけで勘弁していただけたので(なにしろ私を含めて7人だし)、うっかり東宝に行ったら農協貸切の残券があったので見て来ちゃいました。私が窓口に行ったのは13時頃でしたが、その時点で1階席(A席)、2階席(A・B席)合わせて30席ぐらいはあったように思います。ありがとう!農協!! など書きつつも。風邪がひどくて、ちょっと朦朧としていました。また、初見のおばちゃんが多いので、もう喋る喋る。でも、それがかえって涙モードにならなくて良かったかな。単純にリカちゃんのオーラだけ浴びて来ました。噂によると明日14日は総見が入るとか。11時の貸切は行くんだけど、ついでに15時立見を観ようかと思っていたけど、総見が入るんじゃ立見取るのも難しいだろうから、今日行っておいて良かった。って、間違っている? まあ、そんで。風邪のせいでちょっと記憶が・・・。んとね、2話の銀橋の出だしのリカちゃんの声がヤバかった。喉が・・・というより、風邪で・・・みたいな声。「ああ、ふたたび・・・」ぐらいからは元に戻ったけど。もうちょっとなので、なんとか乗り切って欲しいな。あと、「長生きという病だ」が異様にウケていた。それから侯爵とポーラの別れの後ろでマチオ君がルイーゼに「私の話も聞いてください」とか言い訳しているのが聞こえた。末子助手は赤毛っぽいショートカットの鬘。ブラッドのグルーピーちゃんの一人が眼鏡っ子になっていた。ほっくん他何名かのスウィートヴァンパイア君達がバンダナしていたみたいだけど、遠目から見ると鉢巻きみたいだった。あ、越リュウが隊長に言い訳できなかった。ってか、する前にマイク切られちゃった。ロケットは初見者に大受け。拍手喝采。リカちゃんの羽には、降りる前から歓声が上がったので、リカちゃんも階段最上段、降りる直前にもブンッ!と羽を振り回す大サービス。こんなところかな。 まあ、とにかく体調が悪いんで、ヴァンパイアのDVD買うついでに、王家の実況CDも買っちゃったよ。これからとうこちゃんの歌声に癒してもらいます。明日のために! ■2004/03/14 (日) んで、今日も行ってきました。10時50分頃劇場について、一応確認のためチケット売り場に行きましたが、やっぱり立ち見まで完売でした。ああ、もう一度総見で見たかったなあ。でも、もう体力無いから、仕方がないか。本日も貸切で、前には子供を真ん中に座る夫婦、後ろは開演前の十字架をなんとか携帯で撮ろうとする女子高生(多分)、どうなるかな〜、と思ったら、開演後一番うるさかったのは隣のおばさん二人でした。幕が上がると「あれは、えみくら?」とか確認し合っていました。間違えるなよ!どうみても、まゆみ姐さんだろ!!!!!2幕の頭でも「あれが北翔海里だってさ〜」「ふ〜ん」とか、とにかく宝塚を知っている人だけにいや〜んなカンジよ。まったくの初見者なら許せるけんだけどね。 ま、それはともかく。ミハイルの庵から出てきたフランシス、すでにリディアとラブラブ・モード。ミハイルからもらった薔薇をリディアにあげちゃうなんて、フランシスってばチャッカリさんよね。リカちゃんの声は元通り。キリヤンの歌声も大夫回復してきたようです。 あ〜〜、あとは、とにかく、もう、リカちゃん・・・・。それしか言えません。ナマで見えるのは、いよいよあと2回です。後悔の無いようにしなくっちゃね。私の風邪もようやく快方に向かいつつあります。火曜日には完治しそうです。 ■2004/03/16 (火) 13日、14日は貸切公演で初見者が多く、私自身も体調が悪かったこともあり、すっかりサヨナラモードから離れた観劇となったため、「あ〜、ワタシもう思い切れたかも〜」などうっかり思っていたら、それが大間違いだと、本日気が付きました。だって今日は リカちゃん登場から 泣いちゃったもん 「♪月の・・・」で、 涙が出てきちゃったんだもん もう、本当に今日は、リカちゃんのオーラを感じるたびに涙。話なんかみていません。銀橋ソロはもちろんのこと、3話でミハイルが「まあ、聞けよ」と歌い出したときに、燕尾の裾をバサッとして座る仕草にさえ涙です。これがもう見られなくなるかと思うと涙が(鼻水も)止まらなくなるのです。嗚咽を堪えるのが精一杯でした。シャンデリアのポーラも泣いていて、いつもなら話として泣ける場面なんですが、「そーだよね、くらりんも辛いよね〜」と、いわば同志愛で泣きました。パレードになるとさ、リカちゃんだけでなく、Wアリアもさよならだし、コモちゃんも!!!!とか思い、あ〜、も〜〜、どうしましょう!ってカンジですわ。手持ちのチケットも、あと1枚になってしまいました。次が、ナマリカ最後です。 みゆちゃんですが、最近大きく踊っていると思います。溌剌としていていいなあ。彼女は小柄な方なので、踊りだけでなく、動作も大きくしてアピールしているのでしょう。研3の試験ってもう終わったんだっけ?良い成績だといいなあ。彼女がすごいな、と思うのは、普通小柄な人が大きく動くと、ちょっと遅れがちになっちゃうんですよね。宝塚でいうならキリヤン。パークの古い例で言えばカークさん。なんて誰も知らないか。ま、ともかく1カウントぐらい遅くなるのが普通なんですが、みゆちゃんはちゃんとカウントにあった動きができていますよね。感心してます。 ■2004/03/18 (木) もう、書くことがありません。。。。 リカちゃん。。。。。。。。。。。。。 ■2004/03/21 (日) 「紫吹淳 ザ・ラストディ」(日本青年館中継) ついにこの日が来てしまいました。青年館の中継はタイトル通りのリカちゃんビジョンで、リカちゃんのアップばっかり。こうして見るとリカちゃんの化粧はやっぱりヘン。でも、そこも好きだったのよね〜。 アドリブは、2話のリカちゃん、投げキッスしまくりでキリヤン王から「褒美を取らせるゆえこれ以上投げキッスをしてはならん!」と言われてしまいました。ので、その後投げキッスをしかけて寸止めしたり。コサックちゃん達がなにかしたようでしたが、画面にはリカちゃんのアップしか写っていないので不明。またフランシスの不死身の理由は「宝塚で鍛えていますから」でした。4話のオーディション、社長の「この子がイイ!」と言ったのは男の子。爆笑でした。ダンス天使では、リカちゃんが組長へお辞儀をし、大きな拍手がおこりました。 そしてサヨナラショー。白いブラウス、黒いタイツに黒いブーツ(太股まで)の衣装で「カリブの海賊たち(w/男役)」、「心が震えるとき(w/くらりん)」、「ブエノスアイレスの風」で銀橋渡り(ここで私は大泣き。この青年館でこれを見たため後戻りができなくなったのよね、と思い出したの)、赤いドレスのくらりんによる「I'll Know(私は知っている)」 、ちょっと光る茶色の入った黒タキのリカちゃん&黒タキ男役による「 Lucky Be A Lady」、「初めての恋」「言いたくて言えなくて」「愛の放浪」はソロ、リカちゃんお着替え中はサエちゃんと退団者による「I Believe Love」退団者にはちょっとずつソロあり。そして舞台暗転後はリカちゃんの「Blues in the Night」のソロダンス。リカちゃんがネクタイ取ったあたりでは、流れる涙が鼻血にかわりました。そして最後は「STAY」。「このままいてほしい 僕といてほしい」って、そう言いたいのは私たちです。ご挨拶は、正直言って「スタッフの皆様」を入れて欲しかったな。トップなんだし。組長の紹介は職人技でした。 リカちゃんを含め、退団者はみな、晴れ晴れとした表情をしていました。残される方も、例えばダンス天使のまゆみ姐さん、眉間のしわは3本ぐらいになっていましたが涙は見せませんでした。その中でも特にコモちゃんが美しかったです。多分、同期のリカちゃんのために退団を、つまり結婚を延ばしてくれたんだと思います。以前リカちゃんのファンサイトに、コモちゃんのファンがお茶会の話を書き込んでくれたことがありました。「黒い瞳」で怪我したときのことです。コモちゃんがすごく心配してくれているのがわかりました。同期の中で一番年下だったリカちゃんを支えてくれて、本当にありがとうございました。 青年館の後は日比谷に出てお見送り。リカ会のガードが良いせいか、退団者9人とも見ることができました。最後に出てきたリカちゃんは、おでこがツルリンとした小顔で細身のカワイイ女の子で、さっきまで「ヘン」なものを放出していたと思うと、とても不思議でした。 |