真琴つばさ THE LIVE 2005 「KISEKI」
■2005/07/03(日)
 今年のコンサートは、デビュー20周年ってことで、第1部はミュージカル仕立て、第2部は、20年の中から「現在」と「過去」と「未来」の3パートで各時代の歌を歌いました。
 第1部のマミちゃんは二役。小説家を目指すコンビニの店員と、ツカラヅカ歌劇団のトップ。それぞれが、「なりたかった、なれるかもしれなかった自分」となっています。歌劇団受験の日、迷子の女の子を見つけた。女の子を保護すると受験に間に合わない。受験に間に合うようにバスに乗ると女の子はどうなるのか?受験した場合はトップになり、受験しなかったらコンビニの店員になる。そんな二人の人生が交差したら・・・、という、まあ、友人曰く「コバルト文庫みたいな話」なんですが、マミちゃんの魅力で一気に見せちゃいましたねえ。共演者いじりがウマイのよ。2役の演じ分けも、やっぱウマイわ。現役中多かったしなあ。第1部の最後は、歌劇団トップが退団後初のコンサートを開催する!と宣言して終わり、第2部へと続きます。
 第2部。まずは「現在」。退団後から今まで発表した曲から。「綺羅」とかね。「過去」は宝塚時代の曲。一つは、候補を2曲あげて、お客さんの拍手でどちらを歌うかを決める。「エル・ドラド」の主題歌(?)を押しのけて選ばれたのは「アマール・アマール」。なんかわからんけどカッコイイのだよねえ。もう1曲は「情熱の翼」。続いては「未来」。秋にリリースされるアルバムの中から3曲。女ジュリー風(←ビジュアルが)に「マスカレード」、「男と別れたあとは泣き暮らしているなんて、そんなの男の都合の良い幻想」って内容の「strong flower」(?だっけ???某氏に聴かせたい歌詞だ)、「明日も前向きに生きよう」ってな雰囲気の「風のように」は高橋研さんの曲・・・
えっ?
高橋研さん???
と、紹介された瞬間は耳疑い、すぐに大笑いした私たち二人。まさかマミちゃんが研さんの歌を歌うとは・・・。ビックリよ〜。アンコールは「月の道」と「ENDLESS DREAM」。
 全体的にいろんなマミちゃんが見られて大満足。1曲目は、相変わらず歌詞が聴き取れないな〜、と思っていたのに、2曲目からは大丈夫でした。身体のどこかで眠っていた受信機が復活したのね。すごく楽しかったのですが・・・。終演後は、「研さんはこんなに真面目に仕事をしているのに、某氏はねえ・・・」と、二日続けて似たような話をする我々でありました。