専科外部出演(帝国劇場)「キス・ミー・ケイト」
■2002/07/06(土)
 いやいや、たまげたね。
伊織のナオちゃん、
まるっきり女〜っ!

女、というより、女の子。コメディーにありがちの、美人で色気があって頭がカラッポって役でしたが、うん、どこからみての女の子よ。下着姿とかセクシーでした。見せ場も3回あるし、これは彼女、専科になって大ラッキーでしょう。声量がやや足りんかな?と思うので、音響さん、よろしくお願いいたします。でも音程的にはOKだと思うんだけどな。ほんに、これが先日マフィアの親分やっていた男(役)とは思えない。ドレスも似合うしさ。本質的に芝居の上手い人なんだろうな。カーテンコールの時に、一路さんに指名されて踊ってたら、下がってきた幕に頭を直撃されました。その寸前、他の役者さんが救出に向かっていたので、好かれているのかなあ、とも思いましたわ。
 話はシェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」をショー化した劇中劇を演じる役者さん達の話。一路さんのじゃじゃ馬ぶりはおもしろいです。今井さんは歌がうまいです。赤坂くんは歌も踊りも半端だけどスタイルいいです。途中のアクロバットっぽいのはさすがジャニーズです。ギャングの太川さんはうまい人でんな。台詞がすごく聞き取りやすいし、アドリブもうまい。「チャーリー・ガール」でも思ったけど、いい役者さんに成長しましたね。春風さんはアンサンブルだけど歌って踊りまくり。本間さんも2幕の出だしに長い見せ場がありました(しかし「トゥー・ダン・ホット」は「くそ暑い」か)。とにかく、元がいい作品ということもあって、おもしろいですよ。
 さて、もう一つの目玉
青柳勝太郎!
今回もアンサンブルにいます。最初は袖無しの横ボーダーシャツ。劇中劇はベルベットっぽい赤と緑の衣装。2幕の出だしは白いシャツに黒いズボン。その後真ん中でスポットライト浴びてトランペット吹くのさ。その上、沢木さんの将軍の運転手として出てきて、なんと台詞あり!!!嬉しい!!!!このために、もう1回行っちゃおうかな。哲ちゃんもいたが、額がヤバく、ますますサル顔だった。