星組(1000days劇場)「黄金のファラ」「美麗猫」
■2000/08/24 (木)
 東京公演1回目。ううう〜ん。やっぱり、申し訳ないがあまり好きじゃないかも。話のテンポと音楽のテンポが自分に合わない。盛り上げ方というやつ?あまり好きなタイプじゃないの。特にLUNA&BMBが好きだったからね。割と宝塚独特な展開かな、という気がする。ううむ、なんかね、剣士とか衣装がエジプトというよりローマだろう、とか、神にも等しい(ちゅーより、神だ)に逆らう兵士がいるのを見るとケツがムズムズするというのかね。ショーは相変わらず切れ切れだし。
 でもベルリン帰還組と組替組が入ってなかなか良くなったよ。夢輝さんの歌はいいねえ。なんだか一人だけ歌がうまい人がいるな、と思うと夢輝さんだったりするのだ。秋園さんも化粧が良くなったし、しゃべりの甲高い声がちょっと抑制されたみたい。歌はやっぱりうまいし。
 私の前に女性3人組が座っていて、1人がファンで、あと2人をひっぱてきたみたいでした。芝居が終わると「すごーい!おもしろーい!!今まで笑っていてごめんね!!!」とベタ誉めでした。嬉しいねえ。でも「前見たのより全然イイ」と言ってたの。連れてきた方も「前見た組のトップさんは地味だからねえ。まわりに埋もれちゃうのよね」と言ってたの。一体何を見たの???それより、こんなことを言うということは!ノルさんが派手で目立つということ?ひゃっほーっ!でも掛け声には笑っていたわ。ふふふ、でも、それがいずれ快感になるのよ。
 お席はE席で最後列のはじっこ。でも銀橋も舞台もよく見れたよ。オペラグラスもほとんど使わなかったし。ここが常に買えると楽なんだけどね。客の入りは上々。LUNAより入ってたよ。 

■2000/09/04 (月)
・だんだんマヒしてきたのか。さえちゃんの歌声が気にならなくなった。
 神殿での歌は「暖かみのある歌声」とまで思ってしまった。
・前回はハジで見たのでわからなかったけど、エルディアのラストは
 妃里さんの方が好き。剣など持ったことがない侍女が恐怖と闘いながらも
 王妃のために斬りかかるという演技が好きだった。
 その辺は秋園さんはあっさりね。
・ノルさんが、心ならずも王様になっちまったよ〜という気持ちが良く出てた。
・ぶんちゃんの気持ちの高鳴りエレキギターはやっぱ変。イヤ。
 でもあの歌は頭まわっちまうのよね〜。
・ショーはやっぱ優里ちゃん・朋さん・柚美さんを見ちゃうね。
 みんな足の線がキレイなのさ〜。

■2000/09/14 (木)
 芝居のラスト、ようやく無心で見ることができました。そうして見ると結構感動モノ。ファラオになったことより、ネフェルティに会ったことの方が幸せだったというセティの心が伝わってきました。ネフェルティも良かった。本物か偽者というよりも、真のファラオがどういうものか、それが大切。セイタハトも死ぬ時セティに手を差し伸べながら死ぬの。ふふふ、惚れたのね。WSSと同じく女を残して男2人で死んでいく。ノル・ぶんだから成り立つ話よね。クスッ(笑)。それにしても死ななきゃ話にならないとわかっていても、もう少し話を作りこんでくれたらよかったのにな。王妃に刃を向けちゃうんだよ、大神官は!その瞬間どっちの言い分が正しいか宰相も兵士もわかってやれよー、ってなカンジだ。
 ショーはとにかくゆりちゃんばっか見てた。ゆりちゃん、良いよね〜。ノルさんと踊るとき、特にノルさんと並ぶときは膝をゆるめてノルさんより背を低くく見せるんだけど、それが自然なのよ。うまいわ〜。そいでもって、音子、さよ〜なら〜。