星組(宝塚大劇場)「花の業平」「夢は世界を翔けめぐる」
■2001/01/06 (土) 「花の業平」宝塚星組
 お金の都合で行く予定はなかったんだけど、別用で友人と大阪に行くことになったので、ついでに行って来ました。ありがとうアプロちゃん!一応ホワイトタイガーやら、手塚治虫記念館も行って来たよ。記念館の特別展にはアイボも出展(?)かわいかった。でも東京の感覚で15:30開演だと思いこんでてオープニングがちょこっと欠けてしまいました。ごめんね。
 芝居は良かったですよ〜。華やかで、話のテンポも良く書き込まれていてそれほど破綻がなく、登場人物も魅力的な人ばかり。各人にあっていたし。さすが柴田先生だ!!ノルさんの業平がね〜、イヤミなくたらしの男でいいです。ステキです。女はなびきます。本来は皇族という気品もありありだし。対するゆりちゃんの高子も存外に良かった。姫役なので、またブリブリ系かもとちょっとガックリだったんだけど、純粋故に自分の気持ちをしっかり持った姫様でした。美しかったよ。たーたん基経の悪役振りもいいねえ。ガイチとか瞳子ちゃんもよかったっす。ううむ、でもぶんちゃんの梅若がちょっと役所が不明かも。かっこよかったんだけど。とらえ切れませんでした。
 ショー。最初に思った正直な感想。草野、殺す(怒)いや〜、勝手に予想して私が悪いんだけどさ。草野先生だからテンション高いだろうな〜、とか、ノル&ユリのデュエットダンス〜とかさ。そしたら、テンション高くないし、テーマも意味不明だし、踊ってないし、その上振り付けが単純すぎて同じステップばっか。衣装も使い回し多し。曲もヘン。アラジンあったし。なんというか。(新)専科オンパレードにしちゃったため、星組の組子が割を食ったってかんじかな。組替えの子たちの顔見せも兼ねてたし。だからといってその人達の良さを生かしたってホドじゃなく、なんとなく出番があるだけ。その上ター・ぶん・ガイチを極力横並びにしようと気を使いすぎているような。もうちょっとブチ切れて欲しかったな。ノル&ユリ最後のショーなんだからさ。
 しかし、歌がみんなうまくなるとショーって返って平凡になるね。ノル・ター・ぶん・ガイチ・瞳子・ねったん・なるみん。みんなウマイ。でも物足りない。サエ・オトコのようなに歌以外で見せてくれる人がいないとつまんない。アクセントが欲しいね。