星組(中日劇場)「王家に捧ぐ歌」
■2005/02/18
 東京公演は2階席からしか見られなかったので、目指せ1階席!!ということで、平日に頑張ってチケットを取りました。念願の一つ「エガちゃんの全身」はバッチリでした。東宝2階B席からだと腿から下しか見えなかったんですよ。金ピカの顔まで見られて大感動!でした。しかし、もう一つの「ブランコに乗っているチャルさんを見上げる」は、劇場のセット設置の関係か、ブランコが無くなり大ショック。マチネは一桁列下手を頑張って取ったんだけどな〜。まあ、仕方がないか。
 ワタル君は雄々しさが増し、とうこちゃんは可憐さが増し、檀ちゃんは迫力が増し。主役三人はそれぞれに進化を遂げていました。とうこちゃんってば、ワタル君の腕の中にすっぽり入っちゃうんだもんなあ。カワイイなあ。声も皆さん良く出ていました。あくまでも当社比ね。ワタル君の歌声を殆ど初めて聴いた友人は「マイクが壊れているの?」って言ってたわ(笑)。全然気にならなかったワタシってばね・・・。ウバルドのまとぶんは、やっぱ歌がうまいねえ。歌詞がハッキリ聞き取れるんで、話がわかりやすい。でも、わかりにくくてもケロ・・・・・・・・・、いや、これ以上は言うまい。フィナーレの出だしも一人で務めていましたが、ちゃんと「間」を持てていましたよ。花では2番か3番か、いずれにせよ重責だと思うけど頑張ってくれい!
 役替わり組も、名前はチェックしていないんだけど、みんな台詞も歌も踊りも良かったよ。凱旋の場面は人数半減によりプリセツカヤ版からオリジナルに。バレエ・ファンとしては、いかにもなあの群舞はわりと好きだったんだけど、まあ、仕方がないよね。真ん中の大真みらんちゃんだっけ?踊りうまいよねえ。あと専科様は、もう拝むしかないよね〜。チャルさん、素敵すぎだ。組長も好きだ。柚長さんは、ちょっと歌が良くなった?
 で、かんじんの内容は、繰り替えし観たせいか、やっぱ説教臭さが前面に来ちゃったかなあ。2階から倍の人数だったから群舞で誤魔化されていたのかしら。最後に剣を置くところなんかはもっと背筋が震えるような感動があったんだけどね。でも、やっぱ、いい話だよ。こんなネタをストレートに、しかも最後の方なんかヒラヒラの飾りバシバシつけて踊って訴えてるんだもんね。これをできるのは、やっぱ宝塚でしか、できない!と改めて感服しました。
 
【追記】
ウメの「すごつよ」を書き忘れていたわ。本公演よりパワーアップ。ここまでテンション高いと恥ずかしさも吹っ飛ぶよね。エライぞ、ウメ。