月組(赤坂ACTシアター)「Practical Joke」
■2001/03/25 (日)
 どうっしょ。正塚さんらしいです。いろんな場面で入れ替わり立ち替わりのバックのみなさんが、いろんな芝居をしています。ホテルのロビーで待ち合わせてたカップル、女が遅れてきて、男が「何時だと思っているんだ!」って怒ってたりとか。でも舞台が明るいので、正塚さんっぽくない(笑)暗くないんだも〜ん。ストーリーは正塚さんらしく(こればっかりや)過去にワケアリの男が主役。でも、さすがにギャングが人質取ることはなくなったけど。マミちゃんはかっこいい。イイ男だよ、まったく。惚れるぜ。檀ちゃんはこういう役がいいね。乱暴に例えるなら「ザッツ・レビュー」のお千ちゃんみたいなね。ポンポンと男に言い返すようなさ。ゆらさんは笑える。タニはかわいい。ケロは変でいい。三恵ちゃんは化粧がうまくなった?千佳ちゃんは芝居がうまくなったかな。セリフ回しは三恵ちゃんよりいいかも。りか嫁OKよ。そんでキリヤン。女とは思えん。
 お話はやや掴み所がないかな。1幕で話が進みすぎちゃって、2幕がちょっとスカスカ?。主役のドイルの悩みというか、抱えてるものは深くて重いんだけど、どうなんでしょ、描き切れていないのか、描く気がないのか。最後も、あれでいいのかなあ。クウガの最終回のようだ。キューバもカリブ海だし(笑)。ジルがドイルが好きなのはわかるが、逆はどこまでなのか?わからん。話がそれほど暗くない分、未来への明るさも少なかったかな。
 でもでも!お話についてはウ〜ンッって思っても!
ショーがもの凄くイイよ!

これだけでも通いたい!基本はカリビアンで、でもでも黒タキっぽい踊りがあるしで、かっちょエエ!好き好きよ〜!!ホントもう1回見たいよん。ビデオ購入も要検討ね。

 終演後の挨拶も笑えた。ゆらさんが「この公演の組長です」と言ったら、まみちゃんが「誰も知りませんが、この公演の副組長の真琴つばさです」とか言っちゃったり。その姿は(ゆらさん本人にも言ってましたが)夫婦漫才のようでした。