螺旋のオルフェ Byきんちゃん


 すまん。まみちゃんのファンの皆様。私はりかちゃんばかり見ていたよ。だから1回目は話がわからない部分があった。詳しくは対談を見ていただくとして。
 いやややや、とにかくりかちゃんが素敵だったね。衣装がたくさんあって良かったよ。緑の衣装が特に好き!でも首からのぞくアンダーが白なのは解せない。黒の方が良かったんじゃないのかなあ。でも、どれもマントひらひらでイイわ!レインボー・カフェでりかちゃんも言っていたけど、ほんとスーッて音もなく歩くのよ。いつの間にか現れるまさしく夜の闇。作品的にも、正塚さんの影響が見られるのものの非常に好き。こういうイメージを積み重ねていくような作品って良いかも。まみ・りかだからできるんだけどね。
 作品中アリオン様はイブしか見ていないのよね。絶対に惚れているよ。でなきゃ、望みを叶えてやるかい?しかもイブの望みだけ。べつにハヌッセンの望みを叶えてやってもいいんじゃんかね。でもイブだけ。イブだけ見て10年。筋金入りだ。もしかしてアデルをダシにしてイブをモノにしたのかな。うん。対するイブもアリオンしか見ていない。あれだけいい女がまわりに3人もいたのに。それでいいんかい!
 この作品って「火星人襲来」のオチに似ている部分があるよね。( ← あ、邯鄲でもよかったか)一体何処までがまぼろし?アリオンが見せている死んだアデル?アデルがトドメをさしてと言ったところ?それともアリオン自体がイブのまぼろしなのか?そう考えると奥が深い。りかちゃん自体がまぼろしなのか?
 とにかく二人でいるだけでアヤシくて良いよね。歌とかも好き。二人の掛け合いとか。「彼方の岸にたどり着いても まだ眠れない魂・・・」(だっけか?)高橋先生のメロディーっておしゃれだよね。
 檀ちゃんが一応お披露目だったけど、2役やっていたけど、あまり目立たなかったね。仕方ないよね。まみちゃんとりかちゃんの間には、何者も介入できないのさ!


***螺旋のオルフェ***        三本指詰太郎

もうダメ。鼻血吹きます。マミ・リカにやられっぱなしだ。

まったくチクショー!てやんでい!べらぼうめい!!

マミちゃんの過去にとらわれてる姿がなんとも悩ましいわね。

しかしリカちゃんのアリオン様!(やはり様をつけてしまう・・)

これに勝るものなし!!死んだ恋人の幻影見せてイヴをとらえて離さぬように見えるが、とらわれているのはアリオン様の方でしょう。だってもうずっとずっと何年もイヴだけに幻を見せ続けてるのに違いないのよ、あのお方は!!(激爆)

マミちゃんを見つめるリカちゃんのまなざしのいやらしいことと言ったら無いわ!

嗚呼!溺れてゆくー!!わしも見つめてー!!

ヒロインが二役と言うのがちょっとわかりにくかったかもね。死んだ姉に瓜二つの妹は、差をつけようとし過ぎてかえって幼く見えたかも。ガイチが凄くよかったと思うのよ。滑舌もいいし、説明くさいセリフもうまくこなしてたしな。歌もいい。踊りも。ちひろの服、後ろに凄く深いスリットが入ってて(踊りやすくする為だと思うが)エッチくさかった。うへへへ。

主役とはいえ、イヴったら女にモテ過ぎ・・。女は(男もね・・)あーいう翳のある男に弱いのよ。

そしてやっぱり誰ともひっつかずに、でもちょっとだけ顔を上げて歩き始めたイヴは・・と言うかマミちゃんは超カッコよかったのだよー。

大体、あんだけ周りに女がたくさんいるのに、なんでマミ・リカで絡み始めるだけで空気変わっちゃうのよ。まあ、あの女を鼻にもかけないあたりがいいのだけどね。

アリオン様のお衣装はメチャメチャリカちゃんに似合っておりましたなあ。緑とかあーいうキツい色が似合うなんてステキ過ぎ!マントひらひらさせちゃって、それだけで、もうとらわれてもいい!なんて思ってしまう。

オルフェ、確かに話はわかりにくいけれど、こんだけアヤシければなんでもOK!許す!許すとも!!

リカちゃん出てくるとオペラグラスで追ってしまうので凄く目が渇いたよ。ビデオ観るとわしの視点と違うので、面白くもあるが「何故ここを写さん!!」と激昂してしまうこともしばしばよ。既にわしの目にはフィルターがかかってしまっているのだ。もう普通には見られませんて。結局ビデオ頭っから観てしまうのね。うん。ラブ。


ノバ・ボサ・ノバ Byきんちゃん

 楽しいショーだったよね。全然古臭さをかんじさせない。いつ作られたんだっけ?昭和50年くらいか?ラストまでハイテンション。終わっても体が揺れている。ビバ!ビバ!サンバ!

 月組での上演を前に雪組で下見をしてきました。そしたらさ、やっぱ雪組だから歌がうまいのよ。轟さんもうまいけど、たーたんもね。この歌をりかちゃんが歌うかと思うと悲しくなりました。(あたしゃホントにファンか!)でも実際聞いてみると全然OK!苦しそうでもなく、無理しているそうでもなく。ま、りかちゃんの前にタニちゃんが歌うから(いや、彼女も頑張っていたよ。ほとんど開き直りだね)その分良くかんじられたのかな。でもそれよりもオーロを自分のものにしているから自然なんだよね。なにをとっても。出だしカッコイイよね。あんな趣味の悪い服を着て似合うのはりかちゃんだけ。たーたんの時も趣味が悪いなと思ったがりかちゃんはさらにその上をいっていたわ。そういやタンゴの黄色いブラウスに紫スパン入りのタキシード!ああん、チョー似合っているわ。おほほほほ。どこを取っても素敵なりかちゃん。ラテンの男が似合うよね。移り気なアナタ。女好き。オーロってモテモテだったよね。エストレーラといい、ブリーザといい、そしてラービオス。一目見たときから惚れられていたわね。わかるけどさ。ソールとエストレーラが別れるあたりのオーロとラービオス。ラービオスが満面の笑みで羨ましい。思いが通じたのね。
 そうそう、東京ではオーロの髪型がいろいろあって見る度に変わっていたわ。個人的には9分オールバックの前髪ハラリが好き。女装のカツラも数種あって詰太郎はパフィーのようなソバージュが良かったらしいが、私はクレオパトラが好きだったわ。それぞれ1回しかお目にかかれなくて残念。
 それから檀ちゃんですが、中国公演の「情熱の翼」でゆうこさんと比べれて不評でしたが、月影さんに比べると断然踊りはうまかったよ。もうちょっと声量があるといいけど。見守ってあげようね。あと、まみちゃんね。ここまでできると思わなかった。見直した。惚れなおした。好き!


***ノバ・ボサノバ***  三本指詰太郎

 

嗚呼!ラテンの血が騒ぐわ!!(嘘)

リカちゃんたらやっぱり女にモテモテ。そりゃね、あんなん見つめられたらね、オチますわよ。コロリと。どんな女でも。いや、少なくともわしは。捨てられてもいい!泣いてもいい!騙されてもいい!!うにゅー、いっそ騙されたい!!!

なんかきっとね、寂しい時に優しくされちゃったらなびいてしまうに違いないって。思わない?思うでしょ?でしょでしょでしょっ?

女性オンリーのクラブに女装して潜り込んだ時のマミ・リカは凄かった。

だってどう見ても二人ともオカマなんだもん。女なのに。女なのに〜〜〜!あんな背が高くて堂々としてて恰幅がよくてりりしい女・・いたら怖いって。・・いるけどさ。

首飾りを手中に収めることができなくてクサッて退場するときのリカちゃん超好きよ。わしが観た回はパフィーのカツラ(わしはキャンディー・キャンディーかと思ったよ)だったのだけど(何種類かあったらしい)それを剥ぎ取って、ドレスの裾をたくし上げて大股で去って行く姿・・。男だって。リカちゃん。男だってば。

ショウ全体としては、ビバ・サンバ!ノバ・サンバ!踊り狂っていて非常によろしい。群舞の振付けの好きなところも多々あるし、やはりあの大人数で綺麗にフォーメーションを組めるというのは素晴らしい。ストーリィのオチ的にもキーアイテムの首飾りが教会への寄付になっちゃうあたりとか「トンビにあぶらあげ」のノリでよいのではないかと。♪みんなみんなサンバ!〜って頭に残っちゃうし、ずっと歌っちゃうし。マミちゃんの歌う「情熱の翼」もとてもよろしい。魂で歌ってるもん。ぐっと引きずり込まれるような歌声だよね。

今も本当はビデオ観ながら書いていたいところだけど、観始めると手が止まってしまうので(^^;)我慢我慢。

マミ側もリカ側も形は違えど、どっちも悲恋で、その哀愁ただよう雰囲気がたまらなく好きかも。二人ともきっと絶対本気だったしね。リカちゃんなんて遊びでも本気で恋しちゃうってタイプ。わしも一度でいいから男に取り合いされてみたいもんだ(?)

ちひろはいい女だったから、そりゃ当然だけどもさ。ガイチもさ、刺しちゃいかんだろ。ちゅーか、あんたら最初ラブラブだったじゃん!女に淋しい思いさせちゃダメだってばさ。なあ。トホホな状況の男をよく演じていたと思うなり。だって女取られるってなあ、そりゃあ惨めだろうよ。なんだかやりきれないねえ。

そうねえ。わしだったら、やっぱリカちゃん選んじゃうかも・・。ヤバイ?(笑)