紫吹淳ディナーショー
■2004/05/30(日)
 ホテル内の会場案内やディナーのメニューは「薔薇の封印」をイメージしているみたい。(写真提供:Kenyaちゃん)

会場案内

青の他、白とか紫とかあったような・・・。


メニュー

このメニューの薔薇は緑。フランシスが芝居中で手に入れられなかった「エメラルド」を、いま私たちが見つけたということでしょうか?そしてフランシスの旅も終わったのだと。って、他のテーブルは違う色だったらどうしましょう。


魅惑のダンス(海胆のジュレとかぼちゃのムースリーヌ)



紅色のレクイエム(鮪のカルパッチョとエピス風味の旬野菜添え)



時を重ねる湖(うみ)(ダブルコンソメデミタスカップ入り)

これは見た目よりずっと複雑な味でした。


永遠の愛の誓い(シャラン産鴨のロースト さくらんぼ、グロゼイユと共に)



コンチネンタルタンゴ(ジャーマンチーズケーキと薔薇のシャーベット)



コーヒー、小菓子

全部美味しかったよ〜。東京5月後半のディナーショーは3万5千円。中旬の3万2千円のディナーショーに行った人が同じテーブルにいらっしゃったのですが、その時の前菜に刺さっていたアスパラはとても固く、食べた瞬間いたるところのテーブルは無言になったとか・・・。ドリンクは飲み放題。元を取るために6杯ぐらい飲んじゃった。ああ、貧乏人・・・・。ヴァイオレットなんたらだっけ?金平糖入りのカクテルは甘過ぎ。ビールがベースという「RIKA STORY」は飲みやすかったです。


 歌うリカちゃんは久しぶり。音域がリカちゃん自身に合っているので、すごく歌いやすそう。男役を離れたらどうなるんだろう、と、「不安」というよりは「興味」で臨んだのですが、うん、まあ、リカちゃんはリカちゃんね、ってカンジです。リカちゃんのまま、進化しているっていうか。あ、顔がちょっと丸くなったかも。でもそれはふっくらした、ではなく、ノーズシャドウが宝塚時代ほど入れられないからのような気が。
 衣装は全部で5着。ピンクのジャンプスーツ、白のセパレートのパンツスーツ、白いブラウスに黒のパニエ入りロングスカート、赤と白の細いストライプのパンツスーツ(帽子にベール付き)と黒いスーツ。白の衣装の時、靴のヒールが取れてしまって、リカちゃん、大慌てでした。
 正味1時間ほどですが、リカちゃんだけで1時間なので大満足です。私たちのテーブル近くには5回の衣装それぞれで来てくれて、とてもハッピー。な、もんで、やっぱり詳しい感想はなし。幸福感でいっぱいで、詳細な記憶は残らないのさ!


 他日公演はグループごとのプライベートだそうですが、この日だけは丸テーブルに10人ほどで相席。年配の上品な、それでいてちょっとヅカ関連には無知なおばさまと、丁寧に大人な態度で対応するけどおそらく8の住人の方がご一緒で、そちらの会話もなかなか面白かったです。おばさまは、以前は阪急にお知り合いがいたのでチケットは楽に取れていたけど、その人が移動し、ツテが無くなったと。「チケットを自分で買わなきゃいけないなんて・・・」のようなことをおっしゃっていました。「ムラは予行練習みたいなもの」と仰ったり、リカちゃんが会場の外から登場するとき、ご自分も外に出たり(おそらく入場を張っているんだと思う)。悪気が全然無いだけにトホホでした。リカちゃん以外の生徒は呼び捨てだし。8の住人(仮)の方はムラ近辺からいらっしゃったとか。「わざわざいらっしゃったんでですか〜。私はとっても向こうまで行けないわ」とおっしゃるおばさまに少々イラつきながらも決して声を荒げず大人な対応されていて、エライな、と思って聞いていました。私たちは飛行機乗って日帰り2公演観劇、とは言い出せなかったわ。へへへ