雪組(東京宝塚劇場)「追憶のバルセロナ」「ON THE 5TH」
■2002/08/29 (木)
 芝居は、ま、大劇場で思った通りかな。場面場面は楽しいけど、一貫性がないというか。フランシスコがいつイサベルを好きになったか、わからんわい。途中まではセシリア一本なんでしょ?「片時も忘れたことがなかった」って言ってるんだからさ。などなど。矛盾は多い。酒場の場面は喧しいし。正塚先生と思うからダメなんだよね。「さばくろ」や「皇帝」で辞めた人もいるんだから、贅沢言っちゃイケナイよね。ええ。でも、ぶんちゃんは好きだけど、もう1回見るのは辛いわな。ごめん。個人はそれぞれいいのよ。そういや、かたや「総受けの貴公子」と呼ばれたぶんちゃん、かたや「誘い受けの帝王」と呼ばれたコムちゃん、この二人がぶつかったらどうなるんかと思ったけど、結果はコム×ぶんだったな。やはり総受けか。( ← あくまでも芸風の話ですぜ!)うん、コムちゃん凛々しくなってきたよ。ぶんちゃんも安心して旅立てそう。
 ショーは、あれね。ツインタワーの復活がなくなったよね。よいことだ。微妙に復活の速度が違っていたし。追悼だということで、それはそれで良いと思うけどさ、また戦争始めそうだよね、アメリカ。ちょっとタイミング悪いか?でも「シャイ〜ンッ!」と履き崩れるぶんちゃんはイイね。泣き顔のに合うトップさんだわ。それと大劇場の時も思ったけど、おっちょんのタキシード、カッコイイね。ステキ。スタイルもいいけど着こなしもいいのよ。でもでも、ダンサーは凄く大変だけど、うまく見えない単純な振付が多いよね。

と、本当に大劇場と変わらない感想でしたわ。はい。

■2002/09/01 (日)
 今日でナマでのぶんちゃんとまひるちゃんとおっちょんは最後です。なんか信じられないわ。実感が湧かないのか、意識してしっかり見てきたのか。考えてみれば、マミちゃん以前はサヨナラ公演ってミキちゃんの4公演が最高数だもんね。そう思うと本日で6公演目だから、もう心の整理がついていると言うべきか。
 でも、やっぱり、芝居とショーの感想は変わらずなのだった。テンションが半端だわ〜。もうちょっと傑作か駄作かだといいのになあ。芝居は、特に金曜日に「ハードボイルド・エッグ」を少しだけ見たので、雪組と正塚さんが合わないわ〜、と思ったり。ショーもタップのステップが甘すぎるしなあ。いずれにしてもあと半月ぐらい。頑張って下され。