「舞劇 楊貴妃」公演記念“アジアン・ビューティ・ナイト”
■2007/05/21(月) 
9月14日〜16日にBunkamuraで上演される「舞劇 楊貴妃」。
http://www.bunkamura.co.jp/shokai/orchard/lineup/07_yokihi/index.html
上演に先立ち、楊貴妃役のチェン・ファンユアンさん、謝阿美(しゃ あみ)役のソン・ジエさんが来日し、音楽を担当する服部髞Vに、リカちゃんも加わって、トークショーが行われました。場所はBunkamura地下一階の「ドゥ マゴ パリ」テラス。文化村の会員になって久しい私ですが、ここには初めて入りましたよ。湯に入れると花が開くジャスミン茶&ライチ&フランボワーズのシャーベット&エッグタルトがついて、イベント代金1500円。場所柄、お得な方かしら。

 まずは司会のご紹介で、4人から一言ずつご挨拶。それから、出演者お二人が、短い時間ですが、踊りを披露。オーケストラではない稽古用の音での短い場面でしたが、楊貴妃は気品高く、謝阿美は少女らしく、と、それぞれの個性(役)が出ていました。中国舞踏を近くで見るのは初めてだったのですが、お二人ともスタイルがすばらしく良く、背中、腕などが柔らかいのに加え、手がですね。美しいんですよ。手の甲から指にかけての線が、実に雄弁。長い指のラインが、もう、、、溜息。。。

 それから、作品についてのお二人&服部先生のお話。服部先生によると、演出&振付のジャオ・ミンさんは、フレキシブルかつアグレッシブだそうで。振り付けしやすい曲を求める人もいるけれど、ジャオ・ミンさんはどんな曲でもいい、と仰ったそうで。ジャオ・ミンさんが話を作るところから共同作業ではあるけれど、ちょっとした変拍子なども、ちゃんと拾って振付をするとか。「囲碁の場面」の曲が「習字(だったかな)の場面」に変更になったりとかもあるそうですが。

 チェン・ファンユアンさんはショートカットで、ぱっと見はちょっとボーイッシュ(参考イメージ:ずんこさん)。「舞劇 覇王別姫」にも出演されていたそうですが、主演として、いろいろ豊富を語ってくれました。ソン・ジエさんはシニョンでおでこが可愛い(参考イメージ:まーちゃん)。日中混血の女性の役(作品オリジナル)なので、現在苦労して作っているところとのこと。

 リカちゃんは後半から登場。白地に細かい模様の生地のマーメイド型のワンピ。フロントがチャイナ服っぽい、と思ったら、シンガポールで作ったんだって。チェン・ファンユアンが「ナイス!」と誉めてくれて。リカちゃんの喋りもなめらか、なのは、実はチェン・ファンユアンさんは、宝塚の中国公演を見たんだって!!(訂正:02年公演だから月組じゃなくって星組公演ですね)それもあってなのか、リカちゃんが出てからのチェン・ファンユアンさんは笑顔も増え、だんだん砕けた表情に。

 美容のお話なども。チェン・ファンユアンさんが有名な美容師さんの話を教えてくれました。いわく「醜い人はいない。怠け者がいるけだ」だそうです。ソン・ジエさんのおすすめは「ニガウリと百合根の炒め物」。体の老廃物を出して、肌が良くなるそうです。リカちゃんが、「2品の割合は?」とナイスな質問。同じぐらいの分量で、塩味にするのがコツ。あんまり濃い味の物は美容によくないらしい。リカちゃんは、トップになるちょっと前ぐらいから(だっけ?)、責任有る立場になって休演はできないから身体に気を使わないと、ということで、毎日納豆とヨーグルトを食べているんだって。

 あとは、お二人の踊りのお話。美しい踊りからクラッシク・バレエが基本なんですか?とリカちゃんから質問(私も思ったので、聞いてくれてありがたかったです)。お答えは、お二人とも中国舞踏の学校の卒業。本業(?)は民族舞踏だけど、クラッシクバレエは科学的なので、授業に取り入れられている。その他にも、ジャズやタップダンスなども習うそうです。
 
 メモ取ってないから、間違いがあるかも。リカちゃんのトークは大丈夫かしら?と思ったけど、盛り上がった一時でした。