ＧＷ最終日の午前はお散歩を２つ。
最初は「戸定が丘歴史公園」です。
市内なのに、名前は知っていたものの
行ったことがありませんでした。
松戸市のツイッターで藤が咲いているのを知り
いい機会だと思って行ってきました！

松戸駅から徒歩１０分ぐらいでした。
入口。


まずは、藤。
地面にから生えているのではなく
鉢が並べられています。










花は終盤にさしかかっていました。
間に合って良かった！
大きな蜂がウヨウヨ飛んでいて、
ちょっと恐かったです。

公園内には２つの施設。
１つは「戸定邸」。
最後の水戸藩主徳川昭武（慶喜の弟）の別邸です。
元大名の屋敷にしてはこじんまりしていますが
すごく品のある建物です。
改修はあるものの、往時の風情は残っているようです。






釘隠しも手が込んでいます。


洗面台。
畳に座って顔を洗ったりしてたそうです。


写真で見る限り、昭武は小柄みたい。
そのためか廊下も狭い。


本棟？に離れがいくつか連なっています。
湯殿は離れ。


バスタブが小さいのは当時の仕様らしい。


欄干も手が込んでいますよ！






お庭のつつじも綺麗。

天気が良いと富士山が見えるみたい。

もうひとつは「戸定歴史館」。

昭武関連の資料の展示があります。

明治に入ってからの生計の中心は株の運用で、
売買等の詳細な記録が残っています。

昭武は趣味人のようで、
特に写真好きだったらしく
当時の写真が残っています。
また焼き物の才もあったようで
西洋で入手したライオンの像をモデルに
いくつか作品を作っていますが
たてがみの線がとても綺麗に出ています。

また、さすが武士！というべきなのでしょうか。
水戸家の本邸は浅草の方にあるのですが
そこから、鎌倉や大宮まで
自転車で行った記録も残っています。
体力有るわー！！
狩猟も好きだったようです。

２つの施設共通の入館料は２４０円。
お庭だけ見るなら無料。
なかなか面白いところでした。

とみ田につけ麺を食べに来て
半端に時間が余っちゃった方は
わりと近くのところなので
ぜひ寄ってみてくださいね！

梅園もあるようなので
また違う季節に行こうかな。